こんにちは、たけしです。
今回は「SASUKE2022」に出場する「伊佐嘉矩」選手について。
SASUKEファンからすれば、おなじみの有力選手である「伊佐嘉矩」。
ただ、あまりSASUKEを観たことがない方の中には、彼を知らない人もいるだろう。
実は「伊佐嘉矩」、現役の陸上十種競技の選手でありながら、SASUKEでも3大会連続3rdステージに進出している、とんでもない男なのである。
また、彼の見どころはSASUKEの実力だけではない。
ミスターSASUKE・山田勝己率いる「黒虎」を脱退させられたりなど、ストーリー性にも富んでいるのだ。
伊佐嘉矩を知らずして、SASUKEを100%楽しむことはできない。
今回は元黒虎・伊佐嘉矩の
プロフィール
SASUKEでのエピソード
黒虎を脱退した理由
などをまとめて解説。
ぜひ参考にしていただければ。
伊佐嘉矩がSASUKE2022に出場!
2022年12月27日(火)放送の「SASUKE2022」に、「伊佐嘉矩」選手が出場!(ゼッケン3924)
直近3大会連続で3rdステージに進出している伊佐選手。
悲願のファイナルステージ進出なるか!?
なお、番組には伊佐選手以外にも見どころのある選手はたくさん出場します。
ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!
伊佐嘉矩のプロフィール
【SASUKE40回記念大会】
3924番で出場させていただきました!チャンスは何度もこない。
チャンスをいただける間に
まずはFAINLステージへ🔥全力で挑んできました。
12/27(火)18:00〜
是非観てください🔥https://t.co/R0zwduODkh#SASUKE#SASUKE2022 #SASUKE40th pic.twitter.com/oZl507cLDR— 伊佐嘉矩 十種競技選手 (@asiasi1313) November 18, 2022
伊佐嘉矩プロフィール
生年月日:1993年2月16日(29歳)
出身:大阪府堺市
身長:174cm
学歴:大阪教育大学大学院修了
一児の父
現役の陸上十種競技選手
株式会社ISA party 代表
ホリプロ所属
(奥さんが美人で、ちょっと腹立つ)
上のプロフィールだけだと、「伊佐嘉矩」の経歴を語るには情報が少なすぎるので、
現役の陸上十種競技選手として活躍
株式会社ISA partyを設立
の2点をもう少し深掘りする。
現役の陸上十種競技選手として活躍
伊佐嘉矩は学生時代から、陸上十種競技の選手として活躍している。
以下、主な実績である
主な実績
2015年西日本インカレ 2位
2016年全日本インカレ 10位(やり投げ、1500m走 1位)
2017年第16回世界陸上競技選手権大会代表選手選考会 14位
素人から見ても、日本トップクラスの実力だったことがわかる。
2018年に大学院を修了したのを機に、一度現役を引退しているが、翌2019年に現役復帰し、現在も活躍している。(理由については後述)
十種競技と言えば、その王者が「キング・オブ・アスリート」と称えられるほど「総合的な運動能力」が必要な競技である。
その十種競技で今もなお、日本トップクラスの選手として活躍しているのだから、SASUKEにおける身体能力も高いに決まっているのだ。
株式会社ISA partyを設立
伊佐選手は大学院修了後の2018年、かねてからの夢だった教師になる。
しかし、わずか1年半後に教師を退職。
理由は、『夢を持っていなかったり、諦めてしまった子どもを自分が変えることができなかった』から。
そして、『何かに挑戦する人を増やしたい』という思いから、「株式会社ISA party」を設立。
また、自身も『陸上十種競技とSASUKEで日本代表になる』という目標を掲げ、2019年に十種競技に現役復帰し、SASUKEにも挑戦を始めたのである。
伊佐嘉矩が黒虎に入団!初出場の第36回大会は不完全燃焼に終わる
ここからは、伊佐嘉矩の「SASUKEの経歴」を解説する。
2018年11月、伊佐選手は「山田軍団・黒虎」(※)に入団。
「完全制覇を狙える」と、山田勝己から期待を一身に背負い臨んだSASUKE第36回大会は、まさかの1stステージ・ローリングヒルの下りでリタイア。
初めてのSASUKE、伊佐選手にとっては不完全燃焼のほろ苦いデビューとなった。
【補足情報】山田軍団・黒虎とは?
ミスターSASUKE・山田勝己が、若手選手の育成を目的として、2013年に結成した軍団。
「黒虎」の由来は、山田勝己がかつて「浪速のブラックタイガー」と呼ばれていたことから、「ブラックタイガー」→「黒虎」に日本語変換しただけ。
結成当初は、1stステージ脱落者続出の弱小軍団だった黒虎。
しかし現在では、3rdステージ常連の「山本良幸」を育て上げるほどの、競合軍団に生まれ変わっている。
なお、山田勝己・山本良幸については以下の記事に詳細をまとめているので、よければどうぞ。
『【SASUKE選手紹介】山田勝己|完全制覇の夢を追い続けたミスターSASUKE』
参考【SASUKE選手紹介】山田勝己|完全制覇の夢を追い続けたミスターSASUKE
続きを見る
『【SASUKE選手紹介】山本良幸|完全制覇に挑む黒虎の絶対的エース』
参考【SASUKE選手紹介】山本良幸|完全制覇に挑む黒虎の絶対的エース
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伊佐嘉矩が第37回大会は本領を発揮し3rdステージ進出
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
2019年、第37回大会。
前年はふがいない結果に終わった伊佐嘉矩だが、今大会はその実力をいかんなく発揮する。
1stステージは前回の失敗からやや慎重に進むが、6.5秒残しで問題なくクリア。
続く2ndステージも危なげなくクリア。
3rdステージも初体験の難関エリアを難なくクリアし、SASUKEの名物エリア「クリフハンガーディメンション」へ。
クリフハンガーは残念ながら1回目の飛び移りで突起をつかめず、落水となった。
第37回大会は、前年から大きく成績を伸ばし、飛躍の年となった。
伊佐嘉矩は第38回大会も3rdステージに進出するが、悔いの残る結果に…
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
第38回大会も伊佐選手の実力は健在だった。
1stステージ は驚異の19.3秒残しでクリア。
あまりに危なげなさすぎて、放送ではダイジェストになっていた。
続く2ndステージ。
第1エリアに新設されたローリングログによる影響か、前半エリアで苦戦し時間を消費してしまう。
最終エリア、ウォールリフティングにさしかかった時点で残り10秒を切っていた。
普通の選手であれば、タイムアップになってしまうだろう。
「今年の伊佐はここまでか...」と思われたが...
持ち前のパワー&執念で、フラフラになりながら進み続け、ボタンへとダイブ。
残り時間0.4秒でクリア!
手に汗にぎる熱い展開だった。
が、放送では前半部分がほぼ全カットで、映ったのはウォールリフティングの部分のみ。
3rdステージは、正直実力を出し切れていない、悔いの残る結果となった。
第1エリアのフライングバーで、バーの歪みを修正しているうちにバーが受け皿から外れ、落水してしまったのだ。
ただ第38回大会における伊佐選手の場合、結果よりも残念なのが「カットされ過ぎてほとんど放送されていない」という点だ。
きちんと放送されていた時間は、合計しても2~3分程度しかないのでは?というくらいにカットされていた。
本人も放送を観て、以下のツイートをしている。
ミスターダイジェストの僕
ほんまにクリアした!?
— 伊佐嘉矩 十種競技選手 (@asiasi1313) December 29, 2020
伊佐選手がカットされてしまった原因は明らかである。
某ジャニーズ選手を映しすぎなのだ。(僕ジャニオタに消されないよね?)
たしかにジャニーズを映せば視聴率は確実に稼げるし、番組として合理的なのはわかる。
しかし、3rdステージまで進出する実力者の時間まで削るのは、さすがにどうかと思う…
伊佐嘉矩、まさかの黒虎電撃脱退!脱退理由とは?
2021年、SASUKE界に衝撃が走る。
なんと伊佐選手が、黒虎を脱退したのである。
団長の山田勝己から、直接「黒虎を抜けろ」と宣告されたのだ。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
上の動画で、山田勝己が伊佐選手に脱退を告げた理由を述べています。
簡単にまとめると、
(山田から見て)伊佐が3rdに進出して満足しているように感じた
伊佐は完全制覇を狙える、ここで満足してほしくない
(ライオンが子どもを崖から落とすように)あえて突き放すことにした
「黒虎を見返してやる!」くらいの強い心になってほしい
別に仲が悪くなったわけではない
個人的な解釈も少し入っているが、ざっとこんな感じだろう。
要するに、「伊佐にもっと強くなってほしい!」という親心から、あえて黒虎を脱退させるという手段をとったのだ。
この選択がはたして正解なのかはわからない。
しかし当事者たちが納得しているのであれば、それでいいのかもしれない。
伊佐嘉矩、赤虎に電撃移籍!第39回大会は3rdステージに進出
黒虎を脱退した伊佐選手。
第39回大会に出場するため、一般枠のオーディションからやり直しになった。
しかし、さすがはSASUKE界随一の実力者。
しっかりオーディションを勝ち上がり、本選出場を決めた。
そして大会に向けて準備を進めている中で、芸能界のドン・和田アキ子率いる「アッコ軍団 赤虎」への電撃移籍が決まったのだ。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
1stステージを18.1秒残しで、危なげなくクリア。
(今回はカットもされていない)
歓喜する和田アキ子。
「アッコさんに雄たけびを上げてもらうことが一つの目標だった」と言う伊佐選手。
無事目標達成だ。
2ndステージもクリアし、3大会連続の3rdステージ進出。
3rdステージは新エリア・スイングエッジで、指定された以外の部分をつかんでしまいリタイア。
本人曰く、「普段やらない動きで、難しかった」とのこと。
とはいえ、黒虎を脱退し一から出直した中で、これだけの結果が残せれば十分にすばらしいだろう。
伊佐嘉矩のSASUKE2022、結果はいかに!?
さて最後に、伊佐選手はSASUKE2022、どのような結果を残すのだろうか?
個人的には、油断しなければ今年も3rdステージには進出すると思っている。
3rdステージに進み、クリフハンガーディメンションをクリアできるかどうか?あたりが現実的かなと。
とはいえ、いくら実力者であっても、1st・2ndステージで足元をすくわれる可能性があるのがSASUKE。
以下の動画で、伊佐選手が1st・2ndステージで「嫌いなエリア」について述べている。
曰く、1stステージの懸念エリアはドラゴングライダー。
年1回の大会ではトランポリンの感覚がつかみにくく、毎年何となくで跳んでいるのだとか。(そうには見えないが)
伊佐選手的には、「1stステージで落ちるとしたらここ」というエリアだそう。
2ndステージは基本すべてのエリアが苦手だが、中でもリバースコンベアが特に嫌なのだとか。
バックストリームで泳いだ後のエリアなため、心肺機能追い込まれた状態でかつ、体が水で濡れてすべるためしんどいのだそう。
しかし、伊佐選手ほどの努力家であれば、きちんと対策をして大会に臨んでいるはず。
きっと問題なく3rdステージに進出してくれるだろう。
まとめ
今回は、元黒虎の「伊佐嘉矩」について紹介しました。
伊佐選手は、2022年12月27日(火)放送の「SASUKE2022」に出場。(ゼッケン3924)
直近3大会連続で3rdステージに進出している伊佐選手。
悲願のファイナルステージ進出なるか!?
なお、番組には伊佐選手以外にも見どころのある選手はたくさん出場します。
ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!
以上!
(追記)SASUKE2022結果速報
悲願のファイナルステージ進出が期待された伊佐選手でしたが...
結果は昨年と同様、3rdステージ・スイングエッジでリタイアとなってしまいました。
しかし、今大会をもって伊佐選手は4大会連続で3rdステージ進出。
1st・2ndに関しては、SASUKE界トップの選手にまで成長しました。
結果の詳細は以下のとおりです。
1st・2ndステージは危なげなく突破
1stステージはまったく危なげなく突破。
続く2ndステージ。
前回大会よりも制限時間が5秒短縮され、多くの選手が時間との闘いを余儀なくされました。
しかし伊佐選手は安定したパフォーマンスで、比較的余裕をもってクリア。
4大会連続で3rdステージへと駒を進めます。
3rdステージはまたしてもスイングエッジでリタイア
3rdステージは、サイドワインダーの飛び移りのタイミングがつかめず大苦戦。
なんとかクリアはしたものの、腕力をほぼ使い果たしてしまいます。
結果、昨年同様スイングエッジでリタイアとなってしまいました。
それでも4大会連続3rdステージ進出は、SASUKE選手の中でもトップクラスの安定感。
また次回の活躍に期待しましょう!