こんにちは、たけしです。
今回はSASUKEのセット職人「松田大介」さんについて。
言わずと知れた、日本一のSASUKEセット職人「松田大介」。
本番さながらのクオリティを誇る自宅セットには、多くのSASUKE選手がトレーニングに訪れる。
ときには芸能人や現役アイドルが来ることも。
そんな人間国宝級のセット職人の松田さん。
選手としては全大会1stステージ敗退と、まだ目立った成績を残せていない。
そのため、普段SASUKEをあまり観ない視聴者の中には、
松田大介って誰?
という方もいるだろう。
松田さんは多くのSASUKE選手に慕われているセット職人。
彼のことを知っておくことで、よりSASUKEを楽しめると思う。
そこで今回は、セット職人・松田大介の
プロフィール
SASUKEセットづくりの歴史
について解説する。
松田大介プロフィール
/
本日1本目のYouTube更新🎥
大好評‼️#戦士の言霊 シリーズ✨
\今回は…自作セット職人 #松田大介 さん🚰
セット作りを始めるきっかけとは⁉️👀
📺⏩https://t.co/nUdog807Bi松田さんの歴史が全てわかる動画はコチラ💁♀️
📺⏩https://t.co/BzdFquSa0Q#SASUKE2022 #SASUKE40th @dice_k_matsuda pic.twitter.com/ySY6Fmcigr— SASUKE TBS公式 (@sasuke_tbs) December 1, 2022
松田大介プロフィール
生年月日:1975年8月20日(47歳)
出身:群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉
身長:175cm
好きな食べ物:焼肉、ラーメン、寿司、甘いモノ
松田水道経営
既婚
二児の父(娘2人)
ちなみに、毎回SASUKE会場に娘さんが応援にきている。
※自身もSASUKE、KUNOICHIに出場経験あり
おそらくSASUKE2022も会場で応援しているだろう。
気になる人は、当日放送をチェックしてみてほしい。
同年代の漆原裕治・鈴木祐輔・山本進悟らと切磋琢磨している
2022年で47歳になった松田大介。
同年代のSASUKE仲間には、以下の3名がいる。
漆原裕治
鈴木祐輔
山本進悟
皆中年ではあるが、互いに切磋琢磨しながらトレーニングをし、今もなお現役バリバリで活躍している。
上記3名の詳細については以下の記事にまとめているので、よかったら参考にしていただきたい。
『【SASUKE選手紹介】漆原裕治|栄光と挫折を知る二度の完全制覇者』
参考【SASUKE選手紹介】漆原裕治|栄光と挫折を知る二度の完全制覇者
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『【SASUKE選手紹介】鈴木祐輔|最年長2ndステージクリアのSASUKE先生』
参考【SASUKE選手紹介】鈴木祐輔|最年長2ndステージクリアのSASUKE先生
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『【SASUKE選手紹介】山本進悟|1stステージで苦しむSASUKE唯一の皆勤賞』
参考【SASUKE選手紹介】山本進悟|SASUKE唯一の皆勤賞が10大会ぶりに1st突破!
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松田大介がSASUKEを始めたきっかけは「ダイエットのため」
(『漆原裕治Channel』より)
松田さんがSASUKE出場を目指したのは38歳頃。
当時中年メタボ真っ盛りで、体重は80kgを超えていた。
そんな肥満状態から、「ダイエットしてSASUKE出場を目指そう!」と始めたのがきっかけだ。
そんな中で、当時豊洲にあった「SASUKE PARK」で名物エリア・そり立つ壁を見た時に、「自分でも作りたい!」という衝動にかられた。
※SASUKE PARK in 豊洲:SASUKEに特化したアミューズメントパーク。現在は閉園。
(本人YouTubeチャンネル『松田大介/Matsuda Park』より)
元々建築系の専門学校を出ていた松田さん。
現物を分析して一から設計図を書き、自宅の庭にそり立つ壁を作り上げたのだ。
上の動画に、そり立つ壁が出来上がるまでの過程を公開してくれている。
が、素人にはまったく参考にならない。
※素人が作るのはそもそも超危険なので、絶対にマネしないでください
その後も、数々のSASUKEセットを自宅に制作。
そのクオリティの高さから、次第に多くのSASUKE仲間がトレーニングのため、松田さんの自宅を訪れるように。
そして松田さん自身も2017年、40歳でSASUKEへの初出場が決まったのだ。
松田大介はSASUKEに出場するたびに、自身が脱落したエリアを制作する
SASUKEセット職人・松田大介が、これまで自宅に制作したエリアの総数は28。(撤去済みも含む)
一体なぜ、ここまでエリアの数が多くなったのか。
それは彼が、SASUKEに出場するたびに、自身が脱落したエリアを制作するからである。
初出場のSASUKEはオルゴールでリタイア→自宅に制作
2017年、第32回大会でSASUKE初出場をはたした松田さん。
しかし残念ながら、本番は1stステージのオルゴールでリタイアしてしまう。
普通の選手であれば、「オルゴール攻略のために、どういうトレーニングをするべきか」を考えるだろう。
しかし、松田さんはちがう。
彼の場合、「オルゴールを自宅に作ろう」という発想に至るのだ。
というわけで大会後、自宅にオルゴールを実際に制作した。
今まで作った自作エリアの公開をしながらSASUKE放送日までカウントダウン開始したいと思います!#SASUKE2022 放送まであと【29日】
12月27日よる6時〜 TBS系列にて
松田パークエリア紹介 No.1
【オルゴール】
初出場で沼に引き込まれた因縁のエリア
娘と突起を1つづつヤスリかけした思い出 pic.twitter.com/E59jE34dJu— 松田大介-Daisuke Matsuda (@dice_k_matsuda) November 29, 2022
娘さんと、連日オルゴールの突起1つずつにヤスリをかけたそうだ。
本当に大変だっただろう。
ただもし今の僕が、当時の松田さんと話ができるのであれば伝えたい。
「その作業無駄になるから、やめた方がいいですよ…」と。
新エリア・フィッシュボーンでリタイア→自宅に制作
自宅に前回失敗したオルゴールを制作し、万全の準備をして迎えた2017年、第33回大会。
なんとも運悪く、オルゴールが1stステージから撤去されたのだ。
代わりに新設されたエリアがフィッシュボーン。
そしておもしろいくらい見事に、松田さんはフィッシュボーンでリタイアしたのだ。
「さすがにフィッシュボーンは作れないでしょ…」
誰もがそう思っただろう。
しかし日本一のセット職人・松田大介、なんとフィッシュボーンを自宅に制作したのだ。
なんという技術力…
#SASUKE2022 #SASUKE40th
放送まであと【19日】
12月27日よる6時〜 TBS系列にて#松田パーク エリア紹介 No.11
【フィッシュボーン】
作れない!と言ったが悔しさのあまり作ってしまったエリア🐠動力までは再現出来ずに手動で娘が回してトレーニングした思い出深い作品 pic.twitter.com/04v9POhgCM— 松田大介-Daisuke Matsuda (@dice_k_matsuda) December 9, 2022
こうして迎えた翌2017年秋、第34回大会。
またしても松田さんに悲劇が襲う。
なんとフィッシュボーンに骨が2本追加されたのだ。
本人・会場・視聴者、観ていたすべての人間が、なんとなく嫌な予感がしたにちがいない。
そして、その予感は的中。
松田さんは、もはやウケを狙っているのか?というくらい、見事にフィッシュボーンで脱落した。
このあたりから、「新エリア=松田大介リタイア」というフラグが立ち始めた。
【補足情報】現在の松田家フィッシュボーンは電動
2017年に松田さんが制作したフィッシュボーンは、ポールを手動で回転させる形式だった。
自宅で練習する分には、これで十分すぎるくらいである。
しかし日本一のセット職人は、満足いかなかったのか。
なんと、フィッシュボーンを電動に進化させたのだ。
(本人YouTubeチャンネル『松田大介/Matsuda Park』より)
上の動画でフィッシュボーン制作過程を公開している。
(毎度おなじみのとおり、素人にはまったく参考にならない)
新エリア・ドラゴングライダーでリタイア→自宅に制作
フィッシュボーンの対策を万全にし、迎えた2018年春、第35回大会。
松田さんはとうとう、フィッシュボーンを突破。
しかしフィッシュボーンの先には、またしても新エリア・ドラゴングライダー。
しかもこのドラゴングライダー、松田さんのスタート時点で誰一人クリアできていなかった、超難関エリア。
残念ながら松田さんも、健闘はしたもののドラゴングライダーでリタイア。
今回もしっかりとフラグを回収した。
松田さんの出番終了後、インタビューを受けた娘さんは、
「(ドラゴングライダーを)作ります!」と答えた。
「いやいや、松田さんでもさすがにドラゴングライダーは作れないっしょ」
正直当時は、そう思っていた。
本番直前にギリギリ関東の松田さんの所(笑)に行き、宿敵ドラゴングライダーの特訓させてもらってました!
苦手な動きなんだよなぁー・・・ pic.twitter.com/NPjeQEeuzr— 宇賀神 翔悟 (@sasuke_SHOGO) December 26, 2018
はい。
松田さんを完全になめていました。
本当にすみませんでした。
日本一のセット職人・松田大介、なんとドラゴングライダーも制作。
しかもクオリティが、自宅エリアの中でも特に高い。
ただ自宅の土地が足りず、ドラゴングライダーは1本目のレールしか作れなかった。
そのため2018年秋の第36回大会では、1→2本目への移行で失敗。
ただ土地の問題はどうしようもないので、一旦2本目のレール制作は断念。
ウイングスライダーでまさかのリタイア→自宅に制作
翌2019年、第37回大会。
打倒ドラゴングライダーに燃えていた松田さんは、まさかのまさか、これまで失敗したことのないウイングスライダーで落水してしまった。
まったくノーマークだったエリアにやられてしまい、SASUKEの怖さを知った松田さん。
ウイングスライダーまでも自宅に作ってしまった。
#SASUKE2022 #SASUKE40th
放送まであと【26日】
12月27日よる6時〜 TBS系列にて#松田パーク エリア紹介 No.4
【ウイングスライダー】
まさかのリタイアをしたエリア👊
やはり悔しくて作る事に
骨組は配管を支持する加工部材を組み合わせて流用 pic.twitter.com/1MD9e4QwSD— 松田大介-Daisuke Matsuda (@dice_k_matsuda) December 2, 2022
ここまでくれば、ウイングスライダーを作っても別に驚かない。
「そりゃ松田さんなら作れるだろう」と。
ついに最終エリアまで到達!しかしスタミナ切れ…→タックルを制作
2020年、第38回大会。
コロナ対策の関係で、前回失敗したウイングスライダーは撤去されてしまった。
だがそんなことはどうでもいい。
ついに松田さんが、宿敵ドラゴングライダーを突破したのだ。
いよいよ1stステージをクリアしてくれるのではないか!?
日本中のSASUKEファンが期待したことだろう。
しかし次のタックルが終わった時点で、残り時間は10秒を切る。
しかも、誰が見てもヘロヘロの状態。
残念ながら最終エリア・そり立つ壁を登り切れず、無念のタイムアップ。
だが45歳という年齢ながら、1stステージ突破がいよいよ現実味を帯びてきたのであった。
そして松田さんは、スタミナ切れ対策として、タックルまでも自宅に制作したのだ。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
ここまでくれば、もう1stステージはクリアできるだろう。
誰もがきっとそう思ったにちがいない…
またしてもドラゴングライダーでリタイア→フルスケールで制作
全国のSASUKEファンから1stステージクリアを期待され臨んだ2021年、第39回大会。
だが結果は、またしても宿敵・ドラゴングライダーの1→2本目の飛び移りでリタイア。
本番で確実にドラゴングライダーを成功させるためには、レールが1本だけでは不十分と考えた松田さん。
とうとうフルスケールのドラゴングライダーを自宅に制作。
(本人YouTubeチャンネル『松田大介/Matsuda Park』より)
また、ドラゴングライダーに加え、第3エリアのシルクスライダーも作製。
ついに1stステージ全エリアを自宅に作り上げたのだ。
ちなみに足りない土地は、お隣さんに借りているそう。
理解のある隣人さんで、いちSASUKEファンとしても大変ありがたいことだ。
松田大介のSASUKE2022の結果はいかに!?
SASUKE2022では、悲願の1stステージクリアをねらう松田さん。
1stステージ全エリアが自宅にそろっているため、おそらく各エリアの対策はバッチリだろう。
となると、あとは時間・スタミナ勝負。
年齢的に考えても、今年が一番チャンスだ。
SASUKEファンとして、絶対にクリアしてほしいと思う。
【おまけ】松田家には有名アイドルまで訪れる
SASUKEのあらゆるエリアがそろっている松田家。
自作エリアとしては質・量ともにおそらく日本一であり、本番前には多くのSASUKE仲間が松田家を訪れる。
その来訪者の中には、現役バリバリの有名アイドルまでいるのだ。
最近だと、以下4名のアイドルが松田家を訪れている。
村山彩希(AKB48)
佐藤楓(乃木坂46)
東村芽衣(日向坂46)
瀧脇笙古(=LOVE)
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
アイドルのファンからすると、松田さんへの嫉妬で狂いそうになるだろう。
正直そこまで詳しくもない僕でも、うらやましいと思う。
だが、松田さんは善意でセットを貸しているだけ。
自分が苦労して作ったセットを色んな人に使わせてあげる、仏のような男なのだ。
注意
松田家のセットは一般開放されているわけではありません。
松田さんとある程度面識があり、かつSASUKE経験がある方に限定して、貸し出ししているようです。
間違っても、SASUKEを体験してみたいからといって、押しかけるのは絶対にやめましょう。
普通に迷惑なので。
まとめ
今回は、日本一のSASUKEセット職人「松田大介」さんについて紹介しました。
松田さんは、2022年12月27日(火)放送の「SASUKE2022」に出場。
とうとう1stステージ全エリアを自宅に完全再現した松田さん。
はたして悲願の1stステージクリアなるか!?
なお、番組には、松田さん以外にも見どころのある選手が多数出場。
ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!
以上!
(追記)SASUKE2022結果速報
SASUKE2022に向けて、過去最高の状態に仕上げてきた松田さん。
本番スタート前、とんでもないことが発表されます。
「今回1stステージをクリアできなければ、引退する。」と。
何も知らされていなかったSASUKE仲間は、当然騒然とします。
過去引退宣言をし、いい成績を残した選手はほとんどいないため、なんとなく嫌な予感がしますが...
案の定結果は、フィッシュボーンでリタイア。
競技後は「この仕上がりでクリアできないってなると、ちょっともう考えられないかな。」と、一度は引退を宣言。
しかし、根っからのSASUKE好きである松田さん。
やはりSASUKEを続けたいようで、号泣しながら本音を吐き出します。
「SASUKEしかねぇんだよ...」と。
するとすかさず、あの男が言います。
「俺の言葉や」と。
彼のおかげで、悲しいムードだった会場が一気に和やかになったのでよかった(笑)
なお、松田さんは今後の進退について、しばらくゆっくりと考えるそうです。
SASUKEファンとしては、たとえ結果がダメであっても、ずっとSASUKEを続けてほしいですけどね!