こんにちは、たけしです。
今回は、「SASUKE2022」に出場する「山本良幸」選手について。
山田勝己率いる「黒虎」の絶対的エース、「山本良幸」。
SASUKEには過去3回出場し、3回とも3rdステージに進出している実力者だ。
SASUKE有力選手の中でもトップクラスの実力を誇り、完全制覇に最も近い男の一人とも言われている。
しかし山本選手は、近年突如台頭してきた選手のため、視聴者の中には
山本良幸って誰?
となる人もいるだろう。
そこで今回、山本良幸を知らないあなたのために、彼の実力がいかにすごいのかを解説しようと思う。
この記事を読み終わった頃には、SASUKE2022で山本選手がどのような結果を残してくれるのか、ワクワクするに違いない。
ぜひ、ご参考に。
山本良幸のプロフィール
「SASUKE第40回記念大会」出場させて頂きます😊🎊
壮絶な黒虎予選を越えて、新星の高須賀隼と共に鋼鉄の魔城に挑みます🔥
12/27(火)よる6時〜5時間放送❗️ぜひご視聴と応援よろしくお願いします✨#SASUKE #SASUKE40回記念大会 #ninjawarrior #山田軍団黒虎 #山本良幸 #3950番 #高須賀隼 #3949番 pic.twitter.com/4X4QFQeJRX— 山本良幸 (@kurotorayocchan) November 18, 2022
山本良幸プロフィール
年齢:30歳
身長:173cm
関西大学体操部出身
支援学校体育教師
既婚
プロフィールだけを見ても、山本選手がいかにすごいのかは伝わらないだろう。
そこで、ここからは山本選手のSASUKE過去出場回を振り返りながら、その能力の高さを解説していく。
【第37回大会】山本良幸は初出場でいきなり3rdステージへ進出
2019年、山本良幸は「山田軍団・黒虎」(※)へ入団。
そしてそのまま黒虎内の選考を勝ち上がり、第37回大会の出場権を獲得した。
迎えた本番。
当時テレビで観ていた僕は、大変失礼ながら「どうせ落ちるだろうな…」と思っていた。
というのも、過去の黒虎の選手はあまり成績がよくなく、前年にいたっては出場2選手とも1stステージであっさり敗退していたからだ。
ところが、僕の予想は大きく外れることとなる。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
初出場とは思えないスピーディーな身のこなし。
難関エリア・ドラゴングライダーをいとも簡単に攻略。
多くの挑戦者を苦しめてきた、タックル→そり立つ壁を、全く疲れを感じさせずにあっさりとクリア。
初出場とは思えない抜群の安定感で1stステージを突破したのだ。
しかし、さらに圧巻だったのは2ndステージ。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
なんと初出場にして、23.57秒残しという驚異的スピードでの最速クリアとなった。
この男、これまで一体何をしていたのか…?
続く3rdステージも順調に進み、迎えた難関エリア・クリフハンガーディメンション。
※雨の影響で電動モーターが稼働しなかったため、実質はウルトラクレイジークリフハンガーの簡易版
なんと初見ながら、1→2本目への飛び移りを成功させたのだ。
2→3本目の飛び移りで落水・リタイアとなったが、初出場にしてSASUKE界に衝撃が走る結果となった。
【補足情報】山田軍団・黒虎とは?
ミスターSASUKE・山田勝己が若手選手の育成を目的として、2013年に結成した軍団。
「黒虎」の由来は、山田勝己がかつて「浪速のブラックタイガー」と呼ばれていたことから、「ブラックタイガー」→「黒虎」に日本語変換しただけ。
結成当初は、1stステージ脱落者続出の弱小軍団だった黒虎。
しかし現在では山本良幸以外にも、「伊佐嘉矩」などの3rdステージ常連選手を育て上げるほどの、競合軍団に生まれ変わっている。
※伊佐は2021年に脱退
なお、山田勝己・伊佐嘉矩については以下の記事に詳細をまとめているので、よければどうぞ。
『【SASUKE選手紹介】山田勝己|完全制覇の夢を追い続けたミスターSASUKE』
参考【SASUKE選手紹介】山田勝己|完全制覇の夢を追い続けたミスターSASUKE
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『【SASUKE選手紹介】元黒虎・伊佐嘉矩|3大会連続3rdステージ進出の実力者』
参考【SASUKE選手紹介】元黒虎・伊佐嘉矩4大会連続3rdステージ進出の実力者
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【第38回大会】山本良幸は超難関エリア・クリフハンガーディメンションの飛び移りを成功させるが…
続く2020年、第38回大会。
山本良幸が目指すはファイナルステージの頂、完全制覇だけだ。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
1stステージは前年以上の安定感を見せ、13.8秒残しで余裕のクリア。
続く2ndステージ、またしても山本選手は、参加者驚愕のパフォーマンスを見せる。
その年第1エリアに新設されたローリングログの影響で、多くの選手が例年以上の大苦戦を強いられた。
※ローリングログは、厳密には第37回大会で新設されたが、雨の影響で稼働せず
実際、2ndステージに14人が挑戦し、クリアできたのはたったの5人。
その状況で、山本選手は13.22秒残しという驚異的な記録を打ち立てる。
しかもゴール直後、観客席に向かって敬礼するという余裕っぷり。
「こいつバケモンかよ…」
その場にいた選手だけでなく、テレビで観ていた視聴者もきっと感じたことだろう。
そして3rdステージ。
前半エリアを難なくこなし、迎えた超難関エリア・クリフハンガーディメンション。
1→2本目の飛び移りは全く問題なし。
続く2→3本目への飛び移り…
なんと飛び移り成功!
しっかりと突起をつかんだのだ。
いよいよファイナルが見えてきた矢先、3本目の突起を移動中に指をすべらせ、まさかの落水。
当日雨が降っていたため、おそらくその影響だろう。
あと少しのところで、すり抜けていったファイナルへの道。
すばらしい結果ではあるが、悔いの残る終わり方になってしまった。
【第39回大会】山本良幸は1st・2ndステージを最速タイムでクリアするが、3rdステージ新エリアに阻まれる…
前年に完全制覇者(森本裕介)が出たため、リニューアルが施された2021年、第39回大会。
しかし山本良幸にとって、そんなものは誤差にすぎない。
1stステージは観ていても全く落ちる気配がなく、驚異の27.17秒残し。
もちろんこの大会最速タイムである。
続く2ndステージも26.55秒残しで、最速タイムをたたき出した。
「この男、今回はいよいよ完全制覇するのでは!?」
誰もがそう感じるほどの、余裕のパフォーマンスだった。
ところが続く3rdステージでは、打って変わって苦戦を強いられることになる。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
第2エリアのサイドワインダー。
この大会より、ポールに回転が加えられた。
サイドワインダーというエリアは、全身でポールを抱え込むため、時間をかけるほど体力を消耗してしまう。
そのため、できるだけ時間をかけずに突破し、いかに後のエリアに備えて体力を温存させられるかがポイントになる。
当然山本選手も、ポールにしがみついている時間をできるだけ短縮し、体力の消耗を防ごうとしていた。
しかし、「早く次のポールへ移ろう」という気持ちが先行しすぎているように見えた。
まだ体勢が整っていないのに、次のポールに移ろうとする。
結果、3→4本目のポールへ飛び移った際は、危うく落水というシーンも見られた。
結果的には、体力を温存するためにスピードを出したのに、結局余計な体力を使ってしまったのではないだろうか?
さらに精神的にも、やや動揺してしまったとも考えられる。
続く新エリア・スイングエッジでは、1つ目→2つ目の飛び移りで失敗、リタイアとなってしまった。
たしかにスイングエッジは、難関エリアであることは間違いない。
ただ山本選手ほどの実力の持ち主であれば、クリアできそうなエリアではあった。
やはりSASUKEは技術・体力だけでなく、精神力も重要な要素なのだろう。
出番後にはポツリ、
「ファイナルステージに全然いけないですね…」
3rdステージに3大会連続でいけるだけでも十分すごいのだが…
SASUKE完全制覇は、常軌を逸している人間でないと達成できないのだと、改めて感じさせられる。
山本良幸はSASUKE2022でファイナルステージ進出なるか!?
黒虎の絶対的エース、山本良幸。
あらゆる運動能力で優れている彼だが、中でも
脚力
スタミナ
の2点はSASUKE界トップといっても過言ではない。
実際、脚力の1stステージ・スタミナの2ndステージでは無類の強さを誇る。
なぜこんなに脚力・スタミナが強いのか?
それは、黒虎の地獄のトレーニングの賜物である。
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
心臓破りの激坂。
普通の人間なら、歩いて登るだけでヒィヒィなりそうな傾斜だ。
彼らはこの坂を、20kgのベストを着用し全力疾走する。
あまりのキツさに、吐いてしまうメンバーも出るほどだ。
そんなありえないトレーニングをしているからこそ、山本選手は1st・2ndステージで敵なしと言えるほど強いのだ。
今大会も、1st・2ndステージはまず間違いなくクリアしてくるだろう。
となると、鬼門となるのはやはり3rdステージ。
もちろん山本選手は、腕力もSASUKE界トップクラスだ。
だが3rdステージは腕力だけでクリアできるステージではない。
精密な技術も必要だし、平常心を保つ強いメンタルも必要だ。
昨年からまた一回り成長した山本選手。
今度こそ心技体すべてをフル動員し、3rdステージを突破してくれることを願う。
まとめ
今回は、黒虎の絶対的エース「山本良幸」選手について紹介しました。
山本選手は、2022年12月27日(火)放送の「SASUKE2022」に出場。(ゼッケン3950)
これまで3大会連続で3rdステージに進出している山本選手。
今度こそ悲願のファイナルステージ進出なるか!?
なお、番組には、山本選手以外にも見どころのある選手が多数出場。
ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!
以上!
(追記)SASUKE2022結果速報
SASUKE2022では、ファイナルステージ進出が期待された山本良幸。
見事今大会、期待どおりにファイナルステージ進出を決めました!
残念ながら超鬼畜ファイナルステージに屈し、完全制覇とはなりませんでしたが、実力を存分に発揮した大会となりました。
結果の詳細は以下のとおりです。
1st・2ndステージは余裕のクリア
1stステージはまったく危なげなく、驚異の30秒残しで突破。
2ndステージも、多くの選手が制限時間ギリギリの闘いを強いられる中、10秒を残して余裕のクリア。
4大会連続で3rdステージに駒を進めます。
ついに3rdステージを突破し、ファイナルステージ初進出!
前回大会で涙を飲んだスイングエッジ、今回はしっかりと成功させます。
続くクリフディメンションも余裕のクリア。
残る初挑戦エリアのバーティカルリミット・パイプスライダーも難なく攻略し、3rdステージをついに突破!
4度目の挑戦にして、ファイナルステージへの扉をこじ開けたのです。
超鬼畜ファイナルステージに健闘するものの力およばず...
今大会より初披露となった、新ファイナルステージ。
エリア構成は「スピードクライミング(8.5m)+サーモンラダー15段+綱のぼり10m」。
制限時間はまさかの45秒。
当時SNSでは、
「45秒でいけるわけないだろ」
「どう考えても設定ミスでしょ」
と番組への批判が殺到。
山本選手もスピードクライミングをあっという間にのぼるものの、続くサーモンラダー15段に苦戦。
なんとかのぼりきり、綱のぼりに到達した地点でタイムアップ。
桁違いの難易度に、さすがの山本選手も苦笑いしかできません。
ちなみにわからない方向けに言っておきますが、サーモンラダー15段をのぼりきるだけで、十分常人離れしています。
まぁこんだけ鬼畜な設定ながら、今回ゴール付近までたどり着いたバケモノがいるので、山本選手の凄さがかすみますが(笑)
次回大会での、完全制覇に期待しましょう!
(マジでこれ、サスケくん以外クリアできるんかな?(笑))