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【SASUKE選手紹介】森本裕介|3度目の完全制覇を目指すサスケくん

こんにちは、たけしです。 

今回はSASUKE2022に出場する森本裕介選手について紹介します。

 

大人気スポーツバラエティ番組SASUKE

1997年に放送が開始され、これまでに数々の名シーンを生み出してきました。

 

長いSASUKEの歴史の中で、完全制覇を達成したのはわずかに4人。

そんな数少ない完全制覇者の中でも、完全制覇を2回も成し遂げた男がいます。

 

その男こそ、サスケくんこと森本裕介なのです。

森本裕介は誰もが認めるSASUKEの現役最強プレーヤー。

 

そんな森本選手がSASUKE2022で目指すのは、もちろん3度目の完全制覇のみ。

 

今回はサスケくん・森本裕介の

プロフィール

SASUKEを始めたきっかけ

SASUKEの経歴

などについてまとめて解説します。

 

ぜひ参考にしてください!

 

森本裕介のプロフィール

 

森本裕介プロフィール

生年月日:1991年12月21日(31歳)

出身地:高知県

身長:164cm

学歴:高知大学大学院修了

愛称:サスケくん

IDEC株式会社勤務

柴犬好き

 

生粋の「SASUKEバカ」

サスケくんという愛称でも有名な森本裕介。

実は彼もまた、SASUKE界随一のSASUKEバカなのです。

 

エピソードを挙げると、例えばSASUKEの賞金。

SASUKEは完全制覇を達成すると、賞金が200万円もらえます。

 

森本選手はもらった賞金を、すべて全国のSASUKE仲間と合同トレーニングをするための遠征費用に使っています。

 

他にも、中学生のときに、ミスターSASUKE・山田勝己に会うためにわざわざ高知から兵庫県まで出向いたこともあるのだとか。

エピソードを挙げるとキリがないのでこの辺にしますが、普通の青年とはまったく異なる人種ということがわかっていただけたでしょうか?

 

うんていの元日本記録保持者

 

実は森本選手、うんていの元日本記録保持者なんです。

どれだけうんていで長い距離進めるか、という競技。

 

そしてその距離、なんと【425m】

普通の人だとせいぜい10~20m程度だと思うので、いかに頭のおかしいすごい記録かがわかっていただけるかと。

 

ちなみにこの記録、2021年にとある人物に更新されるまで、10年間以上日本記録として残っていたのだとか。

そのとある人物というのが、「ぶら下がりの超人」こと岩崎真也さん。

 

岩崎さんの記録は、なんと【800m】。

サスケくんのほぼ倍です。(ヤベエヨコイツ)

 

岩崎真也さんについては、以下の記事で詳細をまとめているので、よければどうぞ。

 

『【SASUKE選手紹介】岩崎真也|4つの日本記録をもつ「ぶら下がりの超人」』

参考【SASUKE選手紹介】岩崎真也|4つの日本記録をもつ「ぶら下がりの超人」

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「森本世代」の筆頭

現役最強のSASUKEプレーヤーである森本裕介。

森本選手と同年代で、近年台頭してきた有力選手は「森本世代」と呼ばれています。

 

もちろん名前のとおり、森本選手は「森本世代」の筆頭的存在。

SASUKE2022に出場する以下3選手も、「森本世代」のメンバーになります。

 

多田竜也

佐藤惇

山本桂太朗

 

上記3名の詳細は以下の記事にまとめているので、よかったら参考にしてください。

 

『【SASUKE選手紹介】多田竜也|2度目のファイナルを目指す山形県庁の星』

参考【SASUKE選手紹介】多田竜也|2度目のファイナルを目指す山形県庁の星

続きを見る

 

『【SASUKE選手紹介】佐藤惇|1st・2ndステージ最強のパルクール指導員』

参考【SASUKE選手紹介】佐藤惇|1st・2ndステージ最強のパルクール指導員

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『【SASUKE選手紹介】山本桂太朗|3rdステージ適性No.1の塾講師』

参考【SASUKE選手紹介】山本桂太朗|3rdステージ適性No.1の塾講師

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森本裕介がSASUKEを始めたきっかけ

 

小さいころからアスレチックが大好きだった森本選手。

そんな森本少年に、父親が「お前の好きそうなのがテレビでやってる」と言われ観たのが、SASUKEとの初めての出会いです。

 

ちなみにその大会は、1999年放送の第3回大会。

ミスターSASUKE・山田勝己が、あと30cmというところで完全制覇を逃した大会ですね。

 

このころからSASUKEへのあこがれを抱き始めた森本少年。

ただ当時はまだあこがれているだけで、本気で出場しようとは思っていなかったそう。

 

そんな森本少年が、本気でSASUKEを目指すようになったきっかけは2006年の第17回大会。

長野誠が史上2人目の完全制覇を成し遂げた姿を観て、「自分もそこに行きたい」と本気で考えるように。

 

それからは自宅にSASUKEセットを作り、学校が終わったらすぐに帰宅してトレーニング、という日々を送りました。

そして翌2007年、第18回大会で念願のSASUKE初出場を果たしたのです。

 

森本裕介のSASUKE経歴

初出場から現在までの、森本選手のSASUKE成績をまとめると以下のとおり。

 

出場回数:15回

2ndステージ進出:9回

3rdステージ進出:7回

ファイナルステージ進出:4回(うち完全制覇2回

 

もうすばらしいとしか言えない成績ですよね。

とはいえ、森本選手も最初から優秀なSASUKEプレイヤーだったわけではなく、努力が報われない苦しい時期も経験しています。

 

ここでは森本選手のSASUKEの経歴を、もう少し詳細に解説していきますね。

 

初出場の第18回大会は1stステージリタイアもまずまずの結果

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2007年、第18回大会。

当時中学3年生、15歳の森本選手が、初めてSASUKEの舞台に立ちました。

 

スタート台で「最年少クリアするぞ!」と声をあげ、いざスタート。

結果は第4エリアのジャンピングスパイダーでリタイア。

 

ただ、序盤のエリアで脱落する大人の選手も数多くいた中で、4つ目のエリアまで進めたことには手ごたえを感じたのだとか。

 

初出場はまずまずの結果に終わった森本選手。

しかし高校生になり、次第に伸び悩むようになります。

 

第19回・21回・22回大会も1stステージでリタイア

高校1年生になり、迎えた第19回大会。

前回失敗したジャンピングスパイダーは攻略したものの、続くハーフパイプアタックでリタイア。

 

第20回大会は怪我で欠場し、1年ぶりの出場となった第21回大会。

前回クリアしたはずのジャンピングスパイダーで、またしてもリタイアとなってしまいます。

 

第22回大会はジャンピングスパイダー・ハーフパイプアタックはクリアしたものの、続くそり立つ壁でリタイア。

 

高校生になり、よりSASUKEのトレーニングに励むようになったにもかかわらず、成績はほとんど伸びない。

練習ではできることが、本番になるとなぜか失敗してしまう。

 

努力はしているだけに、成果が出ない苦しい時期。

そして翌大会以降、森本選手はさらなる暗黒期へと突入していきます。

 

第23回~26回大会は出場すらできず

第23回大会以降、森本選手はとうとうSASUKEに出場すらできなくなってしまいます。

努力をしても成果を披露する場さえ与えられない、まさに暗黒期に突入してしまいます。

 

しかし、それでもSASUEが好きだった森本選手は、大会に出場できない期間もきちんとトレーニングを続けていました。

そしてその間、自分のSASUKEへの取り組み方も見直すようになったのです。

 

1stステージをクリアするために、自分に足りない部分はどこなのか?

本番で力を出し切るためには、どうすればいいのか?

 

それまでは、ただがむしゃらに体をきたえていた森本選手。

頭を使ってトレーニングするようになった結果、次第にSASUKEの成績も好転していくのでした。

 

第27回大会で1stステージ初クリア

大学生になった2011年、第27回大会。

森本選手は久々にSASUKE出場を果たします。

 

SASUKEに出られなかった期間、頭を使ってトレーニングをしてきた成果か、見事1stステージを突破!

初の2ndステージ進出を果たすのです!

 

残念ながら2ndステージは、終盤エリア・メタルスピンでリタイア。

しかし、自身のSASUKEへの取り組み方に、たしかな手ごたえを感じる大会となったのは間違いありません。

 

そしてここから森本裕介は、ついに頭角を現し始めるのです。

 

第29回大会で覚醒→3rdステージ最終エリアまで到達し、最優秀成績者に

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

第28回大会は欠場し、迎えた2013年、第29回大会。

ついに森本裕介が覚醒します。

 

1stステージは10秒近くを残して、危なげなく突破。

2ndステージへ進出します。

 

2ndステージは、泳ぐエリア・バックストリームの水流が前回よりも強くなったうえに、制限時間がなぜか45秒も縮まるという鬼畜リニューアル。

バックストリームで泳ぎ切れず、タイムアップになる挑戦者が続出します。

 

そんな中でも森本選手は、バックストリームをなんとか突破。

最終エリア・パッシングウォールにやや苦戦しますが、最後は壁を下からくぐり抜けてボタンにダイブ。

 

見事0.8秒残しで、2ndステージも初クリア。

3rdステージへと駒を進めたのです。

 

3rdステージは途中、アイアンパドラーにやや苦戦しながらもエリアを攻略していく。

そしてたどり着いたクレイジークリフハンガー。

 

過去誰も成功していない、超難関エリアです。

森本選手はこのクレイジークリフハンガーを、初挑戦にして人類で初めて攻略

 

会場がどよめきます。

続くエリアも突破していき、とうとう最終エリア・パイプスライダーに到達。

 

「サスケくんファイナルステージいけるか!?」と期待されたものの…

パイプスライダーの前後するバーに苦戦し、飛び移りに失敗。

 

残念ながら3rdステージでリタイアとなってしまったものの、見事今大会最優秀成績者に。

一夜にして、SASUKE界のトッププレイヤーに名乗りをあげたのです。

 

第30回大会は2ndステージでリタイア

 

2014年、第30回記念大会。

今大会で森本裕介は、前回大会での成績を称えられ、大トリのゼッケン番号3000を背負います。

 

しかし栄光のゼッケンにプレッシャーを感じたのか、動きがやや硬くなってしまいます。

1stステージはクリアしたものの、2ndステージは1つ1つのエリアを慎重にいきすぎてタイムアップ。

 

完全制覇できる準備はしてきただけに、SASUKEの厳しさを改めて痛感させられる大会となりました。

 

第31回大会で史上4人目の完全制覇達成!

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2015年、第31回大会。

大学院生となって臨んだ今大会、森本裕介はついに偉業を成し遂げます。

 

1stステージは順当にクリア。

前回リタイアを喫した、2ndステージへ進みます。

 

前回大会から1年間、2ndステージを特に重点的に取り組んできた森本選手。

圧巻のスピードでエリアを次々と攻略し、19.4秒残しでクリア。

前年のタイムアップから一転、最速タイムでの2ndステージ突破となったのです。

 

3rdステージもクレイジークリフハンガー、バーティカルリミットなどの難関エリアを順当に攻略。

最終エリア、因縁のパイプスライダーに到達。

 

「さぁ、今回はいけるか!?」

みなが固唾をのんで見守る中、森本選手は美しい放物線を描いて着地。

ファイナルステージ進出を決めました。

 

迎えたファイナルステージ。

テレビで観ていた僕は正直、「さすがにファイナルは無理っしょ」と思っていたのだが…

 

スタート直後、スパイダークライムをすさまじい速度で登っていく。

えっ、はやっ

 

さらに圧巻は綱のぼり。

歴代ファイナリストの中でもトップクラスのスピードで登り続け、そのままボタンをプッシュ。

 

見事、史上4人目の完全制覇を達成したのです!

 

完全制覇直後の

「今宵、魔城は陥落した~~!鋼鉄の魔城、SASUKE陥落~~!」

という実況は、個人的にSASUKE名実況の一つに入りますね。

 

こうして、一躍SASUKEトッププレイヤーに躍り出た森本裕介。

しかし、彼の進化はまだまだ止まりません。

 

第33回大会は3rdステージに進出するものの、やや不満足な結果に終わる

社会人1年目になり、仕事に専念するため第32回大会は欠場。

2017年春、第33回大会に2大会ぶりに出場しました。

 

ブランクのためか、今大会ではやや動きに精彩を欠いた森本選手。

1stステージのフィッシュボーンではバランスを崩し、あと少しで着水という危ないシーンも見られました。

 

それでもさすがは完全制覇者、そこからは立て直し、1st・2ndステージをクリア。

3rdステージに進みます。

 

しかし3rdステージは、序盤のフライングバーでいきなりのリタイア。

もちろん3rdステージにいけるだけでもすばらしいのですが、森本選手にしてはやや不満足な結果となってしまいました。

 

第34回大会は超鬼畜エリア構成で力尽きる

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2017年秋、第34回大会。

森本裕介が再び本領を発揮します。

 

前回大会の反省を活かし、フィッシュボーンをきっちりと対策してきた森本選手。

1st・2ndステージを順当にクリアし、3rdステージに進みます。

 

3rdステージは前回リタイアしたフライングバーをクリアし、その後のエリアも順調に攻略。

超難関エリア・ウルトラクレイジークリフハンガーへ到達します。

 

ウルトラクレイジークリフハンガーは、背後への飛び移りが2回に増えたうえに、2回目の飛び移りは電動で上下に動くという鬼畜仕様。

これまでに某アメリカ人(自主規制)しかクリアしたことがありません。

 

しかしさすがは完全制覇のサスケくん、初挑戦ながら見事にウルトラクレイジークリフハンガーを攻略

だがここから、森本選手にさらなる地獄が待っています。

 

ウルトラクレイジークリフハンガーの次のエリアはバーティカルリミット。

そして番組側は何を考えていたのか、2つのエリアの間に休憩所はなく、ぶっ続けで進まなければなりません。

 

さすがの剛腕・森本裕介も、ウルトラクレイジークリフハンガー後に休憩なしでバーティカルリミットは無理。

普段の優しい笑顔からは想像もつかない、鬼の形相で必死に耐えますが、残念ながら力尽きてリタイア。

 

ちなみに上の動画は、バーティカルリミットに突入する直前、クリフハンガーに片手でぶら下がりながらすべり止めを指につけている頭のおかしいシーンを切り取った映像。

海外選手がドン引きしています(笑)

 

なお、番組サイドもさすがに無謀だと思ったのか、次の大会からは2つのエリア間に休憩所が設けられるようになりました。

 

第35回大会でファイナルステージ進出→完全制覇ならず

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2018年春、第35回大会。

今大会は1stステージにドラゴングライダーが新設。

 

新エリアに苦手意識を持っている森本選手は、やや不安を感じていたが…

ドラゴングライダーを無事攻略し、そのまま1stステージをクリア。

 

続く2ndステージも余裕をもってクリア。

3rdステージも前半エリアを順当に攻略していき、ウルトラクレイジークリフハンガーも突破。

 

そして迎えた、因縁のエリア。

前回大会のリタイアから、20kgの重りを背負って特訓してきたバーティカルリミット。

 

「さぁ、地獄のバーティカルリミット。サスケくんとの戦いが始まりました!」という実況のかけ声とともにスタート。

今回は直前に休憩所が設けられていたこともあり、スイスイ進んでいく。

 

終盤きつくなり、普段物腰やわらかなサスケくんからは想像もつかない叫び声が出てしまう。

しかし最後まで耐えきり、バーティカルリミットを突破

 

そのまま最終エリア・パイプスライダーの着地も成功。

見事4大会ぶりにファイナルステージ進出を決めました!

 

そして現れた新生ファイナルステージ。

「スパイダークライム8m+サーモンラダー15段+綱のぼり10m」で制限時間45秒、というエリア構成。

 

「えっ、ファイナルステージにサーモンラダーあんの!?しかも15段も!?」

 

「いやっ、どう考えても無理じゃね!?」

きっと誰もがそう思ったでしょう。

 

だがスタートしてみると…

スパイダークライムをとんでもない速さで登り、瞬殺。

 

そしてサーモンラダーもえげつないスピードでかけ上がっていく。

「これいけるぞ…!!」

 

と思ったのもつかの間、サーモンラダー10段目で突如スピードダウン。

前半飛ばし過ぎたため、スタミナが切れてしまったのです。

 

その後、なんとかサーモンラダーを終わらせ、綱を登っていくもののタイムアップ。

残念ながら、2度目の完全制覇はなりませんでした。

 

「やっぱりこんなファイナル誰もクリアできねぇよ!」

と改めて思いましたよね(笑)

 

第36回大会はあと一歩のところで完全制覇を逃す

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2018年冬、第36回大会。

今大会のファイナルステージは、横浜赤レンガ倉庫に特設されたステージにて、大晦日に生放送されることが決定。

 

森本裕介が見据えるは、大晦日に横浜で完全制覇のみ。

 

1st・2ndステージは順当にクリア。

(説明がめんどうになったわけではありません。本当に順当でした。)

 

そして3rdステージ。

森本選手が挑戦時点で、他99人の選手は全滅。

 

つまり森本選手が3rdステージで敗退した時点で、大晦日に放送する映像がなくなるのです。

他局で紅白歌合戦やガキ使を放送している中、横浜の夜景を映すしかないのです。

 

「これはヤバい…」

きっと番組関係者は、かなりあせっていたかと思います。

 

しかし、そんな危機的状況の中でも、森本裕介は自信ありげに

「僕がみんなを横浜に連れていきますよ。」

と宣言し、スタート台に立ったのです。

 

そしてその言葉どおり、次々と難関エリアを攻略していき、最終・パイプスライダーの着地も決めた。

見事ファイナルステージ進出を決め、番組を危機的状況から救ったのです!

 

迎えたファイナルステージ。

赤レンガ倉庫前で多くの観客が見守る中、スタートします。

 

スパイダークライムは約6秒と、あっという間に終了。

続くサーモンラダーも、途中ミスはあったが、大きくペースを落とすことなく最上段へ。

 

あとは綱のぼりだけというところで、トラブルが。

サーモンラダーから綱のぼりへ移行する際、強風でロープがゆれてしまい、つかむのに手間取ってしまったのです。

 

約3秒のタイムロス。

加えて、サーモンラダーまでをハイペースで進んだため、スタミナもあまり残っていません。

 

それでも懸命にのぼっていきますが、頂上付近、あと少しでボタンに手がかかるというところで無念のタイムアップ。

途中のタイムロスがなければ、確実にクリアできていただけに、かなりくやしい結果に終わってしまいました。

 

第37回大会はまさかの1stステージ敗退

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

「今度こそは完全制覇」と意気込み、臨んだ2019年、第37回大会。

今大会、誰もが想像しなかった波乱が起きます。

 

1stステージ。

順当にエリアをクリアしていき、最終・そり立つ壁へ。

 

この時点で残り20秒。

時間は十分余裕がある。

 

1回目の挑戦。

手が届かない。

 

別にあせりはない。

呼吸を整えて2回目に挑戦。

 

しかし、届かない。

おかしい。

 

もう1回挑戦するも、やはり届かない。

そして、このままタイムアップ。

 

シーンと静まり返る会場。

なんと前回大会のファイナリストが、1stステージで姿を消してしまったのです。

 

ちなみに森本選手は、事前練習で1度もそり立つ壁で失敗したことがなく、なぜ本番で失敗してしまったのかは結局わからずじまいだそう。

 

補足情報

今大会、そり立つ壁で無念のリタイアを喫してしまった森本選手。

次回大会に向けて、以下2点に取り組みました。

フォームの改善

脚力の強化

 

脚力の強化については、夜の公園でタイヤ押しを実施したのだそう。

夜中の公園でそんなことしていたら通報されそうだが、この努力が翌年、しっかりと活きることになります。

 

第38回大会でついに2度目の完全制覇を達成!

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2020年、第38回大会。

初心にかえり、「SASUKEを楽しむこと」を意識し、大会に臨みました。

 

1stステージのエリアを順当に攻略していき、最終・そり立つ壁へ。

そり立つ壁を目の前にした瞬間、昨年の失敗が頭の中にフラッシュバックしてしまいます。

 

それでも努力は誰よりもしてきた。

いざ、勝負!

 

1発でクリア!

 

無事1stステージを突破し、2ndステージへと駒を進めました。

 

続く2ndステージ。

今大会より稼働し始めた、第1エリアのローリングログが牙をむきます。

 

ローリングログの影響で多くの選手が三半規管をやられ、脱落者が続出。

森本選手も初体験のエリアのため、やや心配されますが…

 

やはり、さすがは完全制覇のサスケくん。

特にローリングログによる大きな影響はなく、10秒以上を残して2ndステージをクリアします。

 

3rdステージは、こちらも今大会より稼働し始めたクリフハンガーディメンションが猛威をふるいます。

森本選手が挑戦時点で、クリフハンガーディメンションを攻略した者はゼロ。

 

さすがの森本選手も、不安を感じてしまいます。

観ている側としてもかなり心配でしたが…

 

なんと森本裕介、初挑戦ながらクリフハンガーディメンションを見事成功。

クリア後、おたけびをあげて喜びます。

(ちなみに森本選手は、過去クリフハンガーで失敗したことが一度もありません

 

その後はバーティカルリミットもクリアし、パイプスライダーの着地も決めます。

見事2大会ぶりに、ファイナルステージ進出を果たしました。

 

そしてファイナルステージ。

「今回こそは…!」と思いながら観ていると、

 

まさかの大雨

おい、ふざけんな。

 

きっと全国の視聴者が、「雨のファイナルは無理だ」と思ったことでしょう。

いや、だってどう考えても普通は無理でしょ。

 

そしてファイナルステージがスタート。

半ばあきらめながら観ていると…

 

まず最初のスパイダークライムを瞬殺。

「雨なんて降ってませんけど?」と言わんばかりのスピードで。

 

続いてサーモンラダー15段。

ゆっくりめのペースで着実に進んでいきます。

 

最上段まで登りきり、綱のぼりへ移行。

残り時間20秒。

今回はロスなく移行に成功。

 

そして綱のぼり。

サーモンラダーでペースを落とし、体力を温存したのが功を奏し、とんでもないスピードで登っていきます。

まったくペースを落とすことなく、頂上へ到達、ボタンをプッシュ。

 

ついに超鬼畜ファイナルステージを、3回目の挑戦にして攻略。

2度目の完全制覇を成し遂げたのです!

 

ただでさえ激ムズのステージを、大雨という最悪のコンディションでクリアしてしまう。

当時テレビで観ていた僕はその晩、関係ないのに興奮して眠れないくらい感動しましたよ(笑)

 

第39回大会は雨の影響で1stステージリタイア

2021年、第39回大会。

今大会は、雨の影響で史上稀にみる泥仕合となります。

 

雨のせいでセットがツルツルにすべり、ふんばりがきかない。

そんな悪環境の中でも森本選手は耐え、1stステージ最終エリアのそり立つ壁まで到達。

 

ただいくらサスケくんといえども、雨でツルツルのそり立つ壁は登れません。

3度目の完全制覇を目指し1年間努力してきたにもかかわらず、あっけなく終了。

 

近年で最低クラスのSASUKEとなってしまいました。

まぁ、収録日が決まっていたら仕方がないんだけどね。

 

森本裕介のSASUKE2022結果はいかに!?

 

前回大会は雨という不運に見舞われ、1stステージで敗退となってしまった森本裕介。

SASUKE2022では前回のうっぷんを晴らし、3度目の完全制覇を達成してほしいです!

 

予告動画を見る限り、森本選手の出番時点で雨は降っていなさそう。

あとはしっかりと実力が出し切れれば3rd・ファイナルステージへは問題なく進出できるはず。

 

サスケくんも今やベテランの選手。

事前の調整もバッチリでしょうから、いい結果を期待しています!

 

まとめ

今回は、2度の完全制覇を成し遂げた、サスケくんこと森本裕介選手について紹介しました。

森本選手は、2022年12月27日(火)放送のSASUKE2022に出場。(ゼッケン4000)

 

前回大会は、雨の影響で1stステージリタイアという結果に終わってしまった森本選手。

今大会はそのうっぷんを晴らし、3度目の完全制覇を達成できるのか!?

 

なお、番組には、森本選手以外にも見どころのある選手が多数出場。

ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!

 

以上!

 

(追記)SASUKE2022結果速報

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

SASUKE2022で、「3度目の完全制覇」が期待された森本選手でしたが...

結果は、ファイナルステージ進出も、あと一歩で完全制覇を逃してしまいました。

 

あと1秒あればクリアできていたでしょうし、いち視聴者としても本当に悔しかったです。

しかし、改めて森本選手が圧倒的な実力の差を見せつける結果となりました。

 

結果の詳細は以下のとおりです。

 

1st・2ndステージは危なげなく突破

前回大会は雨の影響で、1stステージリタイアを喫してしまった森本選手。

今大会の1stステージは天候にも恵まれ、危なげなく突破。

 

続く2ndステージ。

前回大会より制限時間が5秒短縮され、多くの選手が時間との闘いを強いられます。

しかし2ndステージ得意の森本選手は特に苦戦することなく、10秒以上を残しての余裕のクリア。

 

3rdステージはややミスがあったものの、圧倒的な実力でねじ伏せる

今大会に向けて、3rdステージ対策はあまりしてこなかった森本選手。

それでも実力の高さは健在でした。

 

初挑戦のエリア・スイングエッジは難なく攻略。

続くクリフディメンションは、飛び移りのタイミングがやや遅れてヒヤッとしますが、なんとか成功。

 

残りのエリアもまったく問題なくクリアし、3rdステージを突破。

通算5回目のファイナルステージ進出を決めました。(長野誠と並ぶ史上最多タイ記録

 

なお今大会は森本選手以外にも、山本良幸選手・多田竜也選手の2名もファイナルステージに進出しました。

 

超鬼畜ファイナルステージ陥落まであと一歩のところでタイムアップ

今大会より初披露となった、新ファイナルステージ。

 

エリア構成は「スピードクライミング(8.5m)+サーモンラダー15段+綱のぼり10m」。

制限時間はまさかの45秒

 

当時SNSでは、

「45秒でいけるわけないだろ」

「どう考えても設定ミスでしょ」

と番組への批判が殺到。

 

実際、山本良幸選手は綱のぼりに到達した地点で、多田選手はサーモンラダーの途中でタイムアップとなります。

ますます「こんなの無理だろ」ムードの中、森本選手がスタートすると...

 

クライミングを初見ながらスムーズに攻略

サーモンラダー15段も一度もミスなく登り続け、最終綱のぼりへ。

 

綱のぼりを必死の形相で登っていきますが、焦りからややフォームが乱れてしまい、最後はペースダウン

ボタンに手がかかるかというタイミングでタイムアップ。

超鬼畜ファイナルステージを、「あと1秒あれば」というところまで追いつめたのです。

 

この結果に会場のSASUKE選手のみならず、SNS民も唖然。

「このファイナルクリアできるんだ...」

「サスケくんヤバすぎて草」

という声であふれていました。

 

正直僕は放送後2時間は、出場してもいないくせにめっちゃ悔しかったです(笑)

しかしSASUKE40回記念大会で、番組を大いに盛り上げてくれた森本選手。

 

次回大会での「3度目の完全制覇」に期待しましょう!

 

-SASUKE