こんにちは、たけしです。
今回はSASUKEの女性選手「大嶋あやの」について紹介します。
1997年より放送が始まった、大人気スポーツバラエティ番組「SASUKE」。
長いSASUKEの歴史の中で、日本人女性で1stステージをクリアしたのはたったの1人。
そして今、「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」まであと一歩の選手がいます。
その選手がご存じ、「大嶋あやの」選手です。
SASUKE2021では、1stステージ最終エリアまで到達しながら、あとわずかのところでリタイア。
SASUKE2022では「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」が期待されています。
また大嶋選手はSASUKEだけでなく、「スピードクライミングでパリ五輪出場」を目指し、活動している一面もあります。
この記事では、そんな大嶋あやの選手の
プロフィール
クライミング日本代表を目指すまでの経緯
SASUKEの経歴
についてまとめて、解説しています。
ぜひ参考にしてください!
大嶋あやのプロフィール
#SASUKE2022 あと10日🔥
ゼッケン3⃣9⃣8️⃣2️⃣番/
日本人女子No.1の実力者😍
最強のくノ一🥷
\🧗♀️キッズパーソナルトレーナー🧗♀️#大嶋あやの さん28歳
スピードクライミングでパリ五輪目指し奮闘中🇫🇷
日本人女性24年ぶり1stステージ突破なるか👊
「あの壁の向こうへ💫」#SASUKE40th@comp_conquest pic.twitter.com/4dOu1BOPhx— SASUKE TBS公式 (@sasuke_tbs) December 17, 2022
大嶋あやのプロフィール
生年月日:1994年7月14日(28歳)
出身地:東京都
身長:155cm
職業:キッズパーソナルトレーナー
日本女子体育大学出身
クライミング日本代表を目指し活動中
大嶋あやのは、SASUKE仲間の川口朋広と仲が良く、ネットでは「ふたりはデキているのでは...?」みたいな邪推が流れていますが、そんなことはありません。
ベテランの川口選手が大嶋選手にアドバイスしている、いわゆる「師匠と弟子」みたいな関係のようです。
川口選手については以下の記事に詳細をまとめているので、よかったら参考にしてください。
『【SASUKE選手紹介】川口朋広|そり立つ壁に苦しむ元ファイナリスト』
参考【SASUKE選手紹介】川口朋広|どん底からの復活を遂げた元ファイナリスト
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大嶋あやのが「クライミング日本代表」を目指すまでの経緯
元々は一般企業で働く普通のOLだった大嶋あやの。
(こんなマッチョなOLのどこが普通やねん!というツッコミは受け付けません)
しかし現在では会社を辞め、「クライミング日本代表」を本気で目指し活動しています。
彼女が「クライミング日本代表」を目指すに至った経緯を解説しますね。
大学卒業後は信用金庫に就職
5月31日付 #ニッキン #日本金融通信社 さんに掲載していただきました😋
新聞に載るのは初めてなので、とても興奮しています🥰#SASUKE を通して、たくさんの方との繋がりができたこと、とても感謝しています。
ありがとうございます。これからも、よろしくお願い致します🤲 pic.twitter.com/AeSsROZjrY
— 大嶋あやの (@comp_conquest) May 31, 2019
大嶋選手は大学卒業後、信用金庫に就職します。
実際、当時はSASUKEに「信用金庫職員」という肩書で出場していました。
顔は美人で、職業もお堅いイメージの信用金庫職員。
なのに腕が男顔負けの太さというなぞのギャップで、一部のSASUKEファンから絶大な人気を誇っていました。
また会社としても、大嶋選手のSASUKEへの活動には非常に協力的。
SASUKEの会場には、毎回職場の方々が横断幕をもって応援にかけつけていました。
そんな大嶋選手の運命を大きく変えたのは、2019年に開催されたSASUKEの国際大会です。
ドイツ版SASUKEに日本代表として出場→「他の競技でも日の丸をつけて世界で戦いたい!」と思うように
ドイツ版SASUKE「Ninja Warrior Germany 4 nations Special ※参加国 ドイツ・アメリカ・スペイン・日本」に参戦。
代表メンバーは素晴らしく、そして貴重な体験をしたと思います。
本家SASUKEでこの経験を活かしてもらいたいと思います。 pic.twitter.com/Z3HO6fXFu1— 乾 雅人 (@inuimasato) June 30, 2019
2019年、ドイツでSASUKEの国際大会が開催されます。
日本からも、サスケくんこと森本裕介をはじめ、数名が日本代表として派遣。
その日本代表の女性選手として、大嶋選手も選抜されたのです。
大嶋選手にとっては、初めての国際大会。
そこで日の丸を背負い戦ったことで、彼女は「これまでにない興奮をおぼえた」といいます。
そしていつしか、
「この興奮を、他の競技でも味わいたい!」
と思うように。
日本代表になるため、目をつけたのが「クライミング」だったのです。
「スピードクライミングで日本代表」を目指すため、信用金庫を退職
元々SASUKEのトレーニングの一環として、大学時代からボルダリングに取り組んでいた大嶋選手。
ボルダリングからスピードクライミングへと種目を変更し、パリ五輪の日本代表を目指すことにしました。
スピードクライミングを始めたのが2020年9月頃。
当時26歳。
新しく競技を始めるには、かなり遅い年齢。
日本代表になるためには、相当なトレーニングが必要です。
2021年、よりクライミングに専念できる環境を整えるため、勤めていた信用金庫を退職。
より時間に融通がきく、キッズパーソナルトレーナーとして再就職を決めました。
所属先が見つかるも、わずか半年で契約終了に
クライミングのトレーニングをしながら、合間にキッズパーソナルトレーナーとして働く日々。
しかし、日本代表になるためには、もっとクライミングに専念する必要があります。
さらに競技に専念できるよう、所属先を探した大嶋選手。
そして2022年3月、とうとう所属先が見つかり、マネジメント契約を結ぶことが!
「これでやっと競技に専念できる!」
と思っていた矢先…
所属先の突然の方針変更により、わずか半年後の2022年9月、契約終了に。
競技どころか、生活すらままならない状況になってしまいました。
資金調達のためクラウドファンディングを開始
\\クラウドファンディングまで//
\\ 残り3日 //私の夢を叶える為に、力を貸してください🙇♀️
よろしくお願いします‼️
いいね、リツイートもとても嬉しい支援です✨
ぜひお願いします❗️https://t.co/rGgkclMwKK— 大嶋あやの (@comp_conquest) November 28, 2022
パリ五輪で日本代表になるためには、もっとトレーニングの時間が必要。
また、練習場や道具、遠征にも多額の費用がかかります。
この状況を打破すべく、大嶋選手は2022年12月より、クラウドファンディングを開始しました。
日本代表の基準タイムまで、あと0.013秒。
クライミングを始めたタイミングは26歳と遅かったですが、日本代表まであとわずかのところまできています。
そんな大嶋選手を応援したいという方は、支援を検討してみてはいかがでしょうか?
大嶋あやののSASUKE経歴
長いSASUKEの歴史の中で、日本人女性選手で1stステージをクリアしたのはわずか1人。
※第2回大会での田邉智恵さん
「日本人女性史上2人目の1stステージ突破者」として、最も期待されているのが大嶋あやの選手なのです。
ここからは、大嶋選手のSASUKE経歴について詳しく解説しますね。
第31回大会で初出場→女性ながら1stステージ・そり立つ壁を突破
肩のすじ……笑 pic.twitter.com/F1UyxSfH5m
— 大嶋あやの (@comp_conquest) July 2, 2015
小学生のときからテレビで観ていたSASUKE。
長野誠が史上2人目の完全制覇を成し遂げた姿を観て、「自分も出てみたい」とSASUKEを志すように。
そして2015年の第31回大会で、大嶋選手は念願のSASUKE初出場を果たします。
迎えた1stステージ。
男性選手でも苦戦するエリアを次々と攻略。
ついには難関・そり立つ壁も、女性ながら登りきったのです。
残念ながら壁を登ったところでタイムアップにはなったものの、女性選手ながら1stステージクリア間近の好成績。
大嶋選手は、今大会を機に一躍注目選手となりました。
第36回大会でドラゴングライダーを女性で初めて攻略→1stステージクリアならず
KUNOICHI代表 大嶋あやのさん、20年ぶりの日本人女性1stステージクリアならず…残念。ぜひ次回こそは❗️ドラゴングライダーすごかったです‼️拍手‼️#SASUKE2018 #サスケ
— SASUKE TBS公式 (@sasuke_tbs) December 31, 2018
2度目の出場となった2018年、第36回大会。
「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」を目指し、大嶋あやのがスタート台に立ちます。
今大会の1stステージは、ドラゴングライダーで多くの選手が脱落。
男性ですら苦戦する難関エリアを、大嶋選手が攻略できるのか、注目が集まります。
そしてやってきたドラゴングライダー。
なんと大嶋選手は、女性で初めてドラゴングライダーを突破するのです!
これには会場もどよめきます。
そのまま1stステージクリアが期待されましたが…
序盤エリアを慎重に行き過ぎたため、そり立つ壁に到達したころには残り時間があとわずか。
壁を登りきることができず、タイムアップ。
残念ながら1stステージクリアはならなかったものの、いよいよ「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」を射程圏内にとらえた大会となりました。
第37回・38回大会は実力を出し切れずに終わってしまう
私の決めてることの1つ。悔しさと後悔は水の中に沈めて、反省だけ持ち帰る。水に濡れた瞬間が1番思考が高速回転してるから、水の中で整理できるまで待機。水から上がったらもう他の挑戦者のためのフィールドだから、お祭りだから、とことん楽しまなきゃ勿体ない。 pic.twitter.com/1jqh0NfTDB
— 大嶋あやの (@comp_conquest) December 30, 2020
前回大会での活躍から、1stステージクリアを大いに期待され、臨んだ第37回大会。
しかし結果は、リニューアルが施されたフィッシュボーンでリタイアとなってしまいます。
続く第38回大会はドラゴングライダーの着地失敗という痛恨のミス。
期待を受けながらも、2大会連続で実力を出し切れずに終わってしまいます。
第39回大会は再びそり立つ壁に阻まれる
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
2021年、第39回大会。
直近2大会連続でくやしい結果に終わっている大嶋選手は、今大会再び躍進します。
前半エリアを無駄なくスピーディーに攻略。
迎えた前回大会でリタイアを喫したドラゴングライダー。
今回はバッチリ成功!
そのままタックルも問題なく押し切り、最終エリア・2連そり立つ壁へ。
この時点で残り約40秒。
1つ目の壁を突破。
のこり30秒。
時間は十分にある。
しかし大嶋あやの選手、ここで痛恨の作戦ミス。
2つ目の壁に挑戦する前に休憩をとりすぎてしまい、足の感覚がおかしくなってしまうのです。
結果、壁に3回挑戦するものの、高さがあと10cm足りずタイムアップ。
またしてもあと一歩というところで、「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」はあおずけとなってしまいました。
大嶋あやののSASUKE2022結果はいかに!?
(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)
SASUKE2022で大嶋あやの選手が目指すのは、もちろん「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」。
1stステージを突破できるだけの実力は、すでに十分持っている大嶋選手。
しかし近年の大会では、その実力を本番で出し切れないまま終わってしまっています。
昨年から本格的にクライミングのトレーニングも始め、対策もバッチリのはず。
ぜひ今年こそ、1stステージをクリアしていただきたいです!
ちなみにSASUKE公式YouTubeチャンネルの企画で、大嶋選手のSASUKE挑戦についてタロット占いを実施しています。(上の動画参照)
占い師の方曰く、「ポテンシャルはあるので、不安を払拭し自分を信じれば結果はついてくる」とのこと。
(いやまぁ、わざわざ占いしなくてもそりゃそうだろ、って思うんですが(笑))
とにかく実力が出し切れるよう、頑張ってください!
まとめ
今回はSASUKEの女性選手「大嶋あやの」について紹介しました。
大嶋選手は、2022年12月27日(火)放送の「SASUKE2022」に出場。(ゼッケン3982)
前回は1stステージクリアまで、あと一歩だった大嶋選手。
今回こそ、「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」なるか!?
なお、番組には、大嶋選手以外にも見どころのある選手が多数出場。
ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!
以上!
(追記)SASUKE2022結果速報
SASUKE2022、大嶋あやのがついに成し遂げました。
「日本人女性史上2人目の1stステージクリア」を。
実に24年ぶりの偉業。
ついにSASUKEの歴史が変わったのです!
勢いそのままに2ndステージ突破も期待されたのですが...
女性で手足の長さが足りないこともあり、スパイダードロップで踏ん張りがきかず落水。
それでも今大会、ようやく自身が納得のいく結果を残せた大嶋選手。
このままクライミングでも、さらなる進化を遂げることを期待しましょう!