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【SASUKE選手紹介】川口朋広|どん底からの復活を遂げた元ファイナリスト

こんにちは、たけしです。

今回はSASUKE2022に出場する川口朋広選手について紹介します。

 

SASUKE界に数多く存在する有力選手。

その有力選手の中でも、トップクラスの実力をもつのが「川口朋広」です。

 

かつては3rdステージの常連であり、ファイナルステージの舞台にも立ったことがある川口選手。

しかし近年は、3大会連続で1stステージのそり立つ壁でリタイアを喫しています。

 

実力的には、1stステージは普通に突破できるはずなのに、なぜかそり立つ壁が越えられない。

かつてのファイナリストは現在、長く暗いトンネルの中で闘っているのです。

 

2022年には、取締役を務めていたクライミングシューズメーカーを退職。

SASUKE2022では好成績を残し、いい形で新たな人生のスタートを切ってほしいですね。

 

今回はそんな悩める男・川口朋広選手の

プロフィール

職歴

出演番組

SASUKEの名シーン

近年のSASUKE成績

についてまとめて解説します。

 

ぜひ参考にしてください!

 

川口朋広のプロフィール

 

川口朋広プロフィール

生年月日:1981年9月24日(41歳)

出身地:神奈川県

身長:178cm

職業:元クライミングシューズメーカー取締役(現在無職)

独身(離婚歴あり)

 

川口朋広は「SASUKE新世代」の一員

1997年に放送を開始したSASUKE。

2022年には第40回記念大会が開催されます。

 

長いSASUKEの歴史の中で、特に中期以降(2008年頃~)に活躍した有力選手たちのことをSASUKE新世代と呼びます。

そして、川口朋広もSASUKE新世代の中心選手として活躍しています。

 

川口選手以外のSASUKE新世代メンバーのうち、現在もバリバリで活躍しているのは以下4名。

 

漆原裕治

又地諒

日置将士

鈴木祐輔

 

上記メンバーの詳細は以下の記事にまとめているので、よかったら参考にしてください。

 

『【SASUKE選手紹介】漆原裕治|栄光と挫折を知る二度の完全制覇者』

参考【SASUKE選手紹介】漆原裕治|栄光と挫折を知る二度の完全制覇者

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『【SASUKE選手紹介】又地諒|三度目のファイナルを目指す男のSASUKE人生』

参考【SASUKE選手紹介】又地諒|三度目のファイナルを目指す男のSASUKE人生

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『【SASUKE選手紹介】日置将士|打倒クリフハンガーに燃える電気店店長』

参考【SASUKE選手紹介】日置将士|打倒クリフハンガーに燃える電気店店長

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『【SASUKE選手紹介】鈴木祐輔|最年長2ndステージクリアのSASUKE先生』

参考【SASUKE選手紹介】鈴木祐輔|最年長2ndステージクリアのSASUKE先生

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川口朋広の職歴

川口選手のこれまでの職歴は以下のとおり。

 

  1. 運送業
  2. コンクリートミキサー運転手
  3. クライミングシューズメーカー取締役
  4. 無職

 

時系列順に、詳細を説明しますね。

 

離婚を機に運送会社を退職

川口選手の最初の職業は運送業。

運送会社に勤務し、仕事は1日14~15時間

 

またそのころはSASUKEにも熱中しており、仕事以外の時間はほぼトレーニングに費やしていました

こんな生活の中で当時の奥さんとの時間が取れず、すれちがいが続き、とうとう離婚となってしまいます。

 

離婚を機に、自分の生活を見つめなおした川口選手。

将来に向けて自由な時間を確保するため、運送会社を退職したのです。

 

コンクリートミキサー車運転手に転職

運送会社を退職後しばらくの無職期間を経て、川口選手はコンクリートミキサー車の運転手に。

数年前からSASUKEを観ている視聴者であれば、

 

「川口朋広=コンクリートミキサー車」

というイメージの方が強いのでは?

 

コンクリートミキサー車の運転手に転身したことで、時間にはかなり余裕がうまれた川口選手。

SASUKEのトレーニングはもちろん、当時取り組んでいたクライミングにも時間がさけるように

 

クライミングにもどんどん熱中していく川口選手。

このことが、のちに彼の人生を大きく変えることになるのです。

 

クライミングシューズメーカー「PER-ADRA」を起業

日々クライミングに取り組む中で、川口選手にはある疑問が。

 

「クライミングシューズ超痛いンゴ。なんでこんなに痛いの?

 

川口選手がクライミングを始めた当初は、欧米ブランドのシューズしか存在しなかったのだそう。

欧米人向けに作られたシューズだから、日本人には合わなくて痛いのだと。

 

「うーん、じゃあ自分でつくっちゃお!」

こんなに軽い感じかは知りませんが、知り合いのつてで実際に作って履いてみると…

 

「これめっちゃええやん!みんなにも履いてほしい!」

 

という経緯で、2017年、国内初のクライミングシューズメーカー「PER-ADRA(ペルアドラ)」を起業

代表取締役に就任するのです。

 

新事業としてクライミングジムを開業

 

起業以来、順調に業績を伸ばしていたペルアドラ。

しかし新型コロナの影響で生産工場が停止になり、会社は大打撃を受けました。

 

そんな状況で川口選手は、かねてより準備していたある事業を始めることに。

それがペルアドラのクライミングジムの開業です。

 

実は川口選手、クライミングジムを開業することがかねてからの夢でした。

「クライミングをペルアドラのジムで始めて、クライミングを好きになる人が1人でも多くなってほしいのだとか。

 

こうして2022年3月、ペルアドラクライミングジムをOPEN。

初日から多くのお客さんが入り、順調そうに思われたのだが…

 

経営方針の違いからペルアドラを退職→無職に

 

 

2022年8月、川口選手のTwitterアカウントより、衝撃の報告が。

なんと、自らが起業したペルアドラを退職したのです。

 

おそらく多くのSASUKEファンが、突然の報告にショックを受けたことでしょう。

退職の理由は「経営方針の違い」だそう。

 

この理由が本当かどうかはわかりませんが、前向きな理由でないことはたしかでしょう。

せっかく頑張ってきたのに、ものすごく残念…

 

ペルアドラを退職してから今のところ、新たな職にはついていません。(2022年12月現在)

川口選手は、SASUKE2022に無職という肩書で出場します。

(もうちょっといい肩書なかったんかな?(笑))

 

川口朋広のテレビ出演

SASUKE有力選手の1人である川口朋広。

SASUKEの実力が高いのはもちろん、そのワイルドなルックス・クールな性格より、SASUKE界でも人気の選手です。

 

そんな川口選手は、一般人でありながら過去にはSASUKE以外の人気番組への出演経験があります。

 

代表的なのが

📺水曜日のダウンタウン

📺日曜劇場 マイファミリー

の2番組です。

 

水曜日のダウンタウン

川口選手は、大人気バラエティ番組水曜日のダウンタウンに2度、出演しています。

 

 

1回目の出演は、「アスリートが仕掛け人のドッキリ大根すぎて逆に面白いんじゃないか説」にて。

山田勝己の超絶クサい芝居に、笑いをこらえられるか?という企画です。

 

僕もリアルタイムで観ていましたが、山田勝己の演技が死ぬほどヘタで、クソワロタwwwでしたね。

川口選手はそんな中でも、必死に笑いをこらえていました。

ちなみに一緒に出演していた日置将士さんは、普通に笑っていました。

 

 

2回目の出演は、「どれだけ運動神経が良くても未経験から一発で棒高跳びは不可能説」

こちらの企画も、山田勝己・日置さんとの出演。

 

運動神経に定評のある芸人と一緒に集められ、「棒高跳びが成功するまで帰れない」という企画です。

芸人ならともかく、一般人にこんな訳のわからないことをさせるあたり、さすが水ダウだなという感じでしたね。

 

映像は「Paravi」などで観れるそうなので、気になる方はチェックしてみてください。

ここでは、あえて書かないようにしますね。

 

日曜劇場 マイファミリー

 

実は川口選手、日曜劇場のマイファミリーにも出演経験があります。

というのも、マイファミリーのロケがペルアドラで実施されたのだとか。

 

水ダウのときのようにがっつりではありませんが、ちらっと映っていたようです。

 

不良少年だった川口朋広の人生を変えたのがSASUKE

ここからは、「川口朋広とSASUKEとの関係」について解説していきます。

実は川口選手、良くも悪くもSASUKEで人生を大きく変えた男なのです。

 

川口選手が中学3年生のころ、両親が離婚。

そこから不良少年へと転落し高校も退学、荒れた生活を送っていました。

 

そんな不良少年の人生を変えたのが「SASUKE」。

SASUKEにのめりこんだ川口選手は更生し、日夜仲間とトレーニングに励むようになったのです。

 

また、川口選手がSASUKEで活躍するようになってからは、離婚を機に離れ離れになっていた両親とも会うように。

 

 

今では両親も、かなり仲良くなっているのだとか。

素敵やん!

 

川口朋広のSASUKE名シーン3選

川口選手のこれまでのSASUKE成績をまとめると、以下のとおり。

 

出場回数:15回

2ndステージ進出:7回

3rdステージ進出:6回

ファイナルステージ進出:1回

 

数字を見るだけでも、すばらしい成績ですね。

特に2ndステージのクリア率の高さは、目を見張るものがあります。

 

過去の大会を一つ一つ振り返りたいところですが、長くなってしまうので...

ここでは川口朋広のSASUKE名シーン3選を紹介します!

 

名シーンその1. 涙のファイナルステージ進出(2014年、第30回大会)

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

3大会ぶりのSASUKE出場となった2014年、第30回大会

この大会で川口選手は、中学のとき以来、離ればなれになっていた父親を会場に招待します。

 

迎えた1stステージ。

トントン拍子でエリアを攻略し、21.5秒残しで余裕のクリア。

人生2度目の2ndステージ進出を決めます。

 

続く2ndステージ。

序盤・中盤エリアは順調に攻略。

 

終盤の泳ぐエリア・バックストリームにやや苦戦。

最終ウォールリフティングでも手こずるものの、なんとか突破しゴール。

 

初めてSASUKE2ndステージをクリアしたのです!

しかし、川口選手の快進撃はまだ終わりません。

 

続く3rdステージ。

川口選手にとっては未知の世界。

 

序盤、やや危ない場面がありながらも、順調に進んでいく。

そして迎えた最難関エリア・クレイジークリフハンガー。

 

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

過去サスケくんこと森本裕介だた1人しか成功したことがない、数多の猛者を飲み込んできた鬼畜エリア。

そのクレイジークリフハンガーを、なんと初挑戦にして突破したのだ!

 

残りのエリアも難なく攻略し、とうとう3rdステージもクリア。

まさかのまさか、ファイナルステージ進出までも決めてしまったのです!

 

ファイナルステージでは、スパイダークライムで足をすべらせ大幅にタイムロス。

残念ながらゴールに遠く及ばないところでタイムアップとなってしまった。

 

しかし、当時それほど有名ではなかった川口選手が、一躍SASUKE界にその名をとどろかせた、大躍進の大会になったのは間違いないでしょう。

 

名シーンその2. 残り0.18秒。薄氷の2ndステージクリア(2018年、第35回大会)

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

続いての名シーンは2018年、第35回大会の2ndステージ

 

今大会は1stステージに新エリアが設置され、リタイア者が多数出たものの、川口選手は難なく突破。

2ndステージへと駒を進めました。

 

迎えた2ndステージ。

川口選手は、前半エリアを驚異的なスピードで攻略していきます。

 

バックストリームにさしかかった時点で、残り約1分。

「今回の川口は、2ndステージ余裕でクリアだな」

 

誰もがそう思ったにちがいない。

だが…

 

もうすぐ対岸に着くというところで水を飲んでしまい、泳ぎが停止。

一気にスタート付近まで押し流されてしまったのだ。

 

水を飲んでしまっているので、息が整わず、動けない。

時間だけが刻一刻と過ぎていく。

 

「あっ、終わった…」

誰もがそう思ったことでしょう。

 

しかし川口選手、一度はあきらめかけたものの、再び気持ちを切り替え動き始めます

ノンストップで突っ走り、最終エリア・ウォールリフティングにさしかかった時点で残り約10秒。

 

気力で壁を持ち上げ、最後はボタンへダイブ。

残り時間0.18秒。

薄氷の2ndステージクリアを勝ち取ったのです!

 

ちなみに競技後の日置選手は、「ばかやろう!」と怒っていました。

厳しすぎて草

 

名シーンその3. 超難関・ウルトラクレイジークリフハンガーを攻略(2018年、第35回大会)

続いての名シーンも2018年、第35回大会から。

死闘を繰り広げた2ndステージの後、3rdステージでのシーンです。

 

前半エリアを順当に攻略し、迎えた超難関エリア・ウルトラクレイジークリフハンガー。

過去にサスケくんと某アメリカ人(自主規制)の2名しか成功していない、マジキチエリア

 

実際、川口選手も前年の大会ではウルトラクレイジークリフハンガーで失敗しており、因縁のエリアとなっています。

前回大会の雪辱を晴らすべく、1年間指先を鍛えてきました。

 

そしてついに、ウルトラクレイジークリフハンガーを成功

史上3人目の攻略者となったのだ!

 

ウルトラクレイジークリフハンガーで指先の体力を使い切ったのか、続くバーティカルリミットの1→2本目の移行で失敗。

2度目のファイナルステージ進出が、いよいよ見えてきた。

とこの当時は思われたのだが…

 

近年の川口朋広はそり立つ壁に苦戦

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2度目のファイナルステージが期待されていた川口選手でしたが…

近年は3rdステージはおろか、1stステージさえもクリアできていません

 

川口選手の行く手を阻んでいるのが、1stステージの最終エリア・そり立つ壁。

2019年、第37回大会では酸欠で脚が動かなくなりタイムアップ

 

前年の反省を活かし、脚力をきたえて臨んだ2020年、第38回大会。

途中までは順調だった。

しかしいざ、そり立つ壁を目の前にすると、昨年の失敗が脳内にフラッシュバックし、登りきれず

 

かつてのファイナリストが、まさかの2年連続、1stステージで散ることになった。

競技後のインタビューでは「今までで一番壁が高く感じた」と述べていた川口選手。

その苦しそうな表情は、正直見ているだけでつらかった。

 

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

翌2021年、第39回大会は、毎回恒例にしていた本番前の減量をやめるなど、やれる限りのことを尽くして臨む。

しかし、結果はまたしてもそり立つ壁でリタイア。

 

競技後のインタビューでは、「これだけやってきてクリアできないということは、まだ何かが足りない」と述べていた川口選手。

ただ僕は言いたい。

 

「2021年に関しては、どう考えても雨がどしゃ降りやったのが原因やで」と。

 

いや、どんなにすごい選手でも、さすがにあんだけ濡れてすべる壁は登られへんで。

川口さんの後ろの、漆原選手とかサスケくんもツルッツルにすべってたで。

 

言い訳しない姿勢はすばらしいと思うが、2021年に関しては、シンプルに運が悪かった。

2022年こそ壁を突破し、また3rdステージの舞台で戦ってくれることを期待しましょう!

 

まとめ

今回は、元ファイナリスト・元クライミングシューズメーカー取締役の川口朋広選手について紹介しました。

川口選手は、2022年12月27日(火)放送のSASUKE2022に出場。(ゼッケン3993)

 

近年は3大会連続でそり立つ壁に阻まれ、1stリタイアが続いている川口選手。

今度こそ壁を乗り越え、3rdステージで闘う姿を我々に見せてくれるのか!?

 

なお、番組には、川口選手以外にも見どころのある選手が多数出場。

ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!

 

以上!

 

(追記)SASUKE2022結果速報

3大会連続でそり立つ壁を前に、涙を飲んできた川口朋広。

今大会はようやくそり立つ壁を越え、見事1stステージクリア!

 

競技後は男泣き。

普段クールな川口選手が、初めて見せる姿

 

それほど苦しかったのでしょう。

長く苦しんだ元ファイナリストの復活劇に、会場は感動に包まれました。

 

続く2ndステージ。

前回大会より制限時間が5秒短くなり、時間との闘いを余儀なくされたものの...

 

執念の0.09秒残しで突破!

勢いそのままに2ndステージも突破し、3rdステージに帰ってきたのです。

 

3rdステージはあまり対策をしてこなかったこともあり、スイングエッジでリタイア。

次回はまた、3rdステージで活躍する川口選手が戻ってくることを期待しています!

 

-SASUKE