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【SASUKE選手紹介】漆原裕治|栄光と挫折を知る二度の完全制覇者

こんにちは、たけしです。 

今回はSASUKEの有力選手である漆原裕治選手を紹介します。

 

大人気スポーツバラエティ番組 SASUKE

100人の挑戦者が巨大なアスレチックに挑戦する番組です。

 

過去SASUKEに挑戦してきた選手の中で、完全制覇を成し遂げたのはわずか4人。

その4人のうちの1人が、ご存じ漆原裕治です。

 

しかも漆原選手は、ただでさえ難しい完全制覇を2回も達成しています。

そんな超有力選手の彼も、一時期は1stステージさえもクリアできないスランプを経験。

 

しかし近年は再び実力を取り戻し、2度目の全盛期を迎えています。

今回はそんな栄光と挫折を知る男・漆原裕治を知らない方のために、彼の

 

プロフィール

SASUKE出場までの経緯

SASUKEの経歴

について解説します。

 

ぜひ参考にし、一緒に「SASUKE2022」を楽しみましょう!

 

漆原裕治のプロフィール

 

漆原裕治プロフィール

生年月日:1978年8月21日(44歳)

出身地:東京都

身長:164cm

血液型:AB型

職業:「株式会社ハルタ」勤務(営業係長)

既婚

2児の父(娘2人)

 

漆原裕治は「SASUKE新世代」のリーダー的存在

1997年に放送を開始したSASUKE。

2022年には第40回記念大会が開催されます。

 

長いSASUKEの歴史の中で、特に中期以降(2008年頃~)に活躍した有力選手たちのことをSASUKE新世代と呼びます。

そして、漆原裕治はSASUKE新世代のリーダー的存在として活躍しています。

 

漆原選手以外のSASUKE新世代メンバーのうち、現在もバリバリで活躍しているのは以下4名。

 

又地諒

川口朋広

日置将士

鈴木祐輔

 

上記メンバーの詳細は以下の記事にまとめているので、よかったら参考にしてください。

 

『【SASUKE選手紹介】又地諒|三度目のファイナルを目指す男のSASUKE人生』

参考【SASUKE選手紹介】又地諒|三度目のファイナルを目指す男のSASUKE人生

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『【SASUKE選手紹介】川口朋広|そり立つ壁に苦しむ元ファイナリスト』

参考【SASUKE選手紹介】川口朋広|どん底からの復活を遂げた元ファイナリスト

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『【SASUKE選手紹介】日置将士|打倒クリフハンガーに燃える電気店店長』

参考【SASUKE選手紹介】日置将士|打倒クリフハンガーに燃える電気店店長

続きを見る

 

『【SASUKE選手紹介】鈴木祐輔|最年長2ndステージクリアのSASUKE先生』

参考【SASUKE選手紹介】鈴木祐輔|最年長2ndステージクリアのSASUKE先生

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ジャニーズの塚田僚一や岩本照に慕われている

 

とにかくSASUKEに対して熱く、また仲間への思いやりが強い漆原選手。

多くの後輩たちから慕われています。

 

その中には、なんとジャニーズ塚田僚一(A.B.C-Z)岩本照(Snow Man)までも。

特に塚田に関しては、漆原選手のことを「師匠」と呼ぶくらい慕っています。

 

一時期は塚田が漆原選手の職場に訪れて、一緒にトレーニングをしていたのだとか。

他のハルタの社員さんからすると、

 

「えっ、なんで塚田僚一いるん!?」

ってなりますよね(笑)

 

漆原裕治のSASUKE初出場までの経緯

幼い頃に父親を亡くし、母子家庭で育てられた漆原選手。

母親に迷惑をかけないためにも、高校卒業後は進学せず、就職を決意。

 

たまたま求人に出ていたハルタに入社しました。

入社後は工場に配属され、単純作業をくり返す毎日。

 

ちょうどその時期に、テレビでSASUKEの存在を知るのです。

学生時代は体操をやっており、体をきたえるのが好きだった漆原選手。

 

いつしか、「自分もSASUKEに出てみたい」と思うようになりました。

とはいえ、SASUKEに出場するためには、何千人もの応募の中から勝ち上がらなければなりません。

 

「自分には無理だ」と、半ばあきらめていた漆原選手。

そんな彼に転機が訪れたのは、お台場のマッスルパークに行ったときのこと。

 

マッスルパークとは、SASUKEのセットを実際に体験できるテーマパークのこと。(現在は閉園)

興味本位で挑戦してみたところ、なんと一発でクリア

 

その様子が番組スタッフの目にとまり、SASUKEの予選会やイベントに呼ばれるようになります

そして2008年、第21回大会の出場権をついに獲得するのです。

 

漆原裕治のSASUKE経歴

2008年に初出場してから現在までの、漆原選手のSASUKE成績は以下のとおり。

 

出場回数:19回

2ndステージ進出:12回

3rdステージ進出:6回

ファイナルステージ進出:3回(うち完全制覇2回)

 

数字だけを見れば、華々しい成績。

しかし実際は何度も挫折を味わっており、一時期は引退も考えたほどです。

 

そんな栄光と挫折を知る漆原裕治という男の、SASUKE経歴を詳しくふり返ってみたいと思います。

 

SASUKEデビュー戦は1stステージ敗退に終わる

SASUKE初出場となった2008年、第21回大会。

初出場とは思えない軽やかな身のこなしで、どんどんエリアを攻略していきます。

 

だが終盤・フライングシュートで、ネットへの移行に失敗。

2度の完全制覇を成し遂げた男のデビュー戦は、1stステージリタイアで終わってしまいました。

 

しかし次の大会、早くも漆原裕治の才能が開花されるのです。

 

第22回大会で初のファイナルステージ進出

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

予選会を勝ち上がり出場を決めた2009年、第22回大会。

 

1stステージはまったく危なげなくクリア。

初の2ndステージ進出を決めました。

 

続く2ndステージも次々とエリアを攻略していき、余裕の19.2秒残しで突破

しかし、漆原裕治の快進撃はまだ止まりません。

 

多くの挑戦者たちが3rdステージの難関エリアに沈んでいく中、漆原選手は楽々攻略していきます。

そして最終エリア・グライディングリングへ。

 

前回大会、明らかなセット不良であの長野誠がリタイアを喫したエリア。

きちんと修正されたグライディングリングも難なく攻略し、ゴール地点へ着地。

 

あっという間にファイナルステージ進出を決めたのです!

 

そしてファイナルステージ。

スタートしてからほぼ一定のペースで進み続け、「これはいけるんじゃね!?」と期待されましたが…

 

頂上付近、クリアボタンを目前にしてタイムアップ。

残念ながら、完全制覇とはなりませんでした。

 

しかしSASUKE出場2回目の男が、一夜にして英雄になったことは間違いありません。

 

第24回大会で完全制覇達成!→放送後、クレームが殺到

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

第23回大会は2ndステージで凡ミスし、まさかのリタイア。

今度こそ完全制覇を達成すべく、2010年、第24回大会に臨みます。

 

1stステージは20秒以上を残し、最速タイムでクリア。

前回リタイアを喫した2ndステージも危なげなく突破。

続く3rdステージも余裕をもってクリアし、2大会ぶりのファイナルステージ進出を決めます。

 

そして迎えたファイナルステージ。

前回挑戦時から、制限時間はなぜか5秒短縮されています。

しかし、そんなことは漆原選手には関係ありません。

 

ヘブンリーラダーを圧巻のスピードでのぼっていく漆原選手。

綱のぼりに入ってもペースは落ちることなく、どんどん進んでいきます。

 

そのままの勢いでフィニッシュボタンをプッシュ。

見事、史上3人目の完全制覇を達成したのです!

 

【ちなみに…】

今大会、漆原選手はゴム足袋をはきファイナルステージに挑戦。

放送終了後、「ゴム足袋をはくのは不公平ではないか?」と、TBSへ視聴者からのクレームが殺到します。

 

まずそもそも、SASUKEでゴム足袋を使用することはルール上認められています

また、ゴム足袋をはいていたのは漆原選手だけではありません

 

実況が漆原選手の競技中、「ゴム足袋」を強調しすぎたせいで、彼だけがゴム足袋をはいていると視聴者に勘違いされてしまったのです。

せっかく完全制覇したのに、なんとも後味の悪い結末になってしまいました…

 

第25回・26回大会は精彩を欠いてしまう

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

第24回大会で史上3人目の完全制覇を成し遂げた漆原裕治。

しかし続く第25回は2ndステージ敗退第26回大会は1stステージ敗退と、精彩を欠く結果となってしまいます。

 

結果としては残念ですが、1ヶ所、漆原選手の身体能力の高さが垣間見えるシーンがありました。

それは第26回大会の、ジャンピングスパイダーでの1シーン。

 

トランポリンを跳び壁にはりついた際、うまく踏んばれずバランスをくずしてしまった漆原選手。

普通の選手であればこのまま落水してしまうのですが…

 

漆原選手はなんと、落下する直前に壁をけり、トランポリンの上に背中から着地。

驚異のリカバリー能力を見せつけたのです。

 

上の動画の、再生時間1:49~で観られるので、よかったらどうぞ。

 

第27回大会で史上初の2度目の完全制覇を達成!

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2大会連続でふがいない結果に終わってしまった漆原裕治。

完全制覇者としてのプライドにかけ臨んだ2011年、第27回大会で、再び本領を発揮します。

 

1st・2ndステージを危なげなくクリア。

3大会ぶりの3rdステージ進出を決めます。

 

3rdステージでも漆原選手の勢いは止まりません。

数多くの猛者が失敗してきたアルティメットクリフハンガーを、初挑戦にして余裕で攻略。

 

その後のエリアも危なげなく突破。

自身3度目のファイナルステージ進出を決めました。

 

ファイナルステージは、前回完全制覇した際にクレームが殺到したゴム足袋を封印

しかし、靴の影響など微塵も感じさせないパフォーマンスで、なんと6秒残しでクリア。

 

「ちょっとファイナルステージの難易度低くね?」と思わなくもなかったが…

見事、史上初のSASUKE 2度目の完全制覇を達成したのです!

 

第28回大会は3rdステージに進出し、最優秀成績者に

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2度の完全制覇者として挑んだ2012年、第28回大会。

 

わずか5名しかクリアできなかった今大会の1stステージを、20秒以上を残し最速タイムでクリア

格の違いを見せつけました。

 

続く2ndステージ。

今大会より、泳ぐエリア・バックストリームが新設されました。

 

水泳が大の苦手な漆原選手にとっては、試練となりそうなエリアでしたが…

幸い水の逆流速度が遅く制限時間にも余裕があったため、なんとか2ndステージも突破

2大会連続で、3rdステージへと駒を進めました。

 

3rdステージは名物エリア・クリフハンガーが大幅リニューアル。

背後に飛び移らなければならないクレイジークリフハンガーという、スーパー鬼畜エリアへと進化を遂げました。

 

さすがの漆原選手でも、こんな鬼エリアを初見では攻略できず、失敗。

残念ながら3rdステージで敗退となったものの、今大会最優秀成績を残すことができました。

 

次回大会以降、進化するSASUKEに漆原選手が苦しめられ続けることになろうとは、このとき誰も予想していませんでした…

 

第29回・30回大会ともに2ndステージ・バックストリームに大苦戦

2013年、第29回大会。

前回大会に引き続き、漆原選手は1stステージを順当にクリアします。

 

しかし2ndステージ、漆原選手に試練が襲います。

なんと泳ぐエリア・バックストリームの逆流が前回よりも強化されたあげく、なぜか制限時間も45秒減らされるという、とんでもないリニューアルが敢行。

 

ただでさえ泳ぐのが苦手な漆原選手。

バックストリームで向こう岸まで泳ぎ切ることができず、無念の2ndステージリタイア。

 

翌第30回大会も2ndステージへ進出しますが、またしてもバックストリームに苦戦。

今回は向こう岸まで泳ぎ切ったものの、ウォールリフティング1枚目でタイムアップ。

 

2大会連続で2ndステージ敗退を喫してしまった漆原選手。

しかし翌第31回大会、さらなる試練が彼を待ち受けているのでした。

 

第31・32・33回大会は3大会連続で1stステージリタイア

 

2015年、第31回大会。

今大会より、1stステージ・そり立つ壁の手前に、タックルが新設されました。

 

そして1stステージにタックルが設けられたことで、大きく影響を受けた選手。

それが漆原裕治なのです。

 

体重が50kg台中盤の漆原選手にとって、総重量480kg(現在は860kg)の壁を押して進むのは、脚力をかなり消耗します。

結果、次のそり立つ壁に到達したころには力が残っておらず、何度トライしても壁を越えられず。

 

まさかのまさか、1stステージでリタイアを喫してしまったのです。

実況も驚きのあまり、「まだここは1stステージだ!」と叫んでいたのが印象的でした。

 

そして今大会で1stステージ敗退してしまったことで、負のスパイラルに入ってしまった漆原選手。

続く第32回・33回大会も1stステージでリタイアしてしまいます。

 

しかも第33回大会にいたっては、なんと序盤のクワッドステップスからローリングヒルへの飛び移りでリタイア。

正直、普段まったくトレーニングをしていない女性参加者でもクリアできるようなエリアです。

 

かつて2度完全制覇を成し遂げた人間が、1stステージすら突破できない。

自身の現状に危機感を覚えた漆原選手は、次回大会、ある決断をくだします。

 

「1stステージをクリアできなければ引退」 背水の陣で臨んだ第34回大会→4大会ぶりに1stステージクリア

(番組公式YouTubeチャンネル『SASUKE Ninja Warrior【TBS公式】』より)

 

2017年、第34回大会。

一緒にトレーニングし、応援してくれる仲間の前で、これ以上無様な姿を見せられない…

 

漆原裕治がくだした決断、それは…

今大会で1stステージをクリアできなければ引退する

 

迎えた1stステージ。

表情はあきらかに緊張している。

 

動きも硬い。

それでも多くの仲間からの応援を背に、進んでいく。

 

小柄な体で、タックルを必死に押していく。

たどり着いた、因縁のそり立つ壁。

 

呼吸を整え、いざ挑戦し…

1発でクリア!

 

残りのエリアも順当に攻略し、最後は10秒以上を残してボタンをプッシュ。

見事4大会ぶりに1stステージをクリアし、引退を阻止したのです!

 

以下、競技後のインタビューの回答内容は、SASUKEファンの間でも名言として語り継がれています。

 

完全制覇より全然うれしいです。もう本当にプレッシャーだったんですよ。仲間がいたからできました。本当にいい仲間に恵まれて、僕は幸せです。」

 

2度の完全制覇という栄光から、3大会連続で1stステージ敗退と言う挫折も味わった漆原裕治。

ようやく負の呪縛から、解放されたのです。

 

続く2ndステージ。

特に問題なくエリアを攻略していき、迎えた苦手エリア・バックストリーム。

 

やや苦戦したものの、向こう岸まで泳ぎきり、残り時間もまだ十分。

「2ndステージもいけるぞ…!」と思っていたのだが…

 

バックストリームで力を使い果たし、リバースコンベアで前に進めず。

結局、そのままタイムアップとなってしまいました。

 

しかし競技後の表情は、晴れやか。

久々に己の力を出し切れた、満足げな表情を見ることができました。

 

第35回大会は再びそり立つ壁にはばまれる

2018年春、第35回大会。

今大会は1stステージにドラゴングライダーが新設され、多くの挑戦者が沼に吸い込まれていきました。

 

しかし漆原選手、難関・ドラゴングライダーは攻略

「今回も1stステージはいけそうかな?」と期待されたものの…

 

漆原裕治の行く手をはばんだのは、またしてもそり立つ壁

1stステージリタイアとなってしまいました。

 

「もう漆原は終わった...」

SASUKEファンの多くが、きっとそう思ったことでしょう。

 

しかし2018年、ある出来事を転機に、漆原選手は突如覚醒し始めます。

 

第36回大会で再び覚醒→3rdステージ進出

 

2018年10月、長らく独身だった漆原選手は結婚。

そして結婚を機に、長らく眠っていた漆原裕治がようやく覚醒するのです。

 

1stステージ。

全盛期さながらの軽やかな動きで、どんどんエリアを攻略。

 

最終エリアの因縁・そり立つ壁もきっちりと登り切りフィニッシュ。

2大会ぶりに1stステージをクリアしました。

 

続く2ndステージ。

前半エリアは順当に進んでいき、迎えた鬼門エリア・バックストリーム。

 

しかし事前のトレーニングの成果か、過去一の速さで向こう岸まで渡り切ります。

ただ、スタミナは残りわずか。

 

それでも家族・仲間からの応援を背に、必死の形相で進んでいきます。

今回は途中でへばっていません。

 

リバースコンベアを終え、最終ウォールリフティング。

叫び声をあげながら、壁を持ち上げていきます。

 

そしてクリアボタンをプッシュ。

見事6年ぶり、8大会ぶりに3rdステージ進出を決めたのです!

 

漆原選手の勢いはまだまだ止まりません。

前半エリアを順調に攻略し、迎えた超難関・ウルトラクレイジークリフハンガー。

 

以前第28回大会で3rdステージに進出した際、リタイアを喫したクレイジークリフハンガーの進化版エリア。

背後への飛び移りが2回に増え、しかも2回目の飛び移りは突起が上下に移動するという鬼畜ぶり。

 

だが漆原裕治、なんと初挑戦のウルトラクレイジークリフハンガーまで攻略してしまうのです!

「この男、いったいどこまでいくんだ…!」

 

続くバーティカルリミットも必死の形相で進んでいくものの、最後は力尽きてリタイア。

しかし、一時期は1stステージでくすぶっていた男が、今まさに全盛期を迎え、再び3rdステージの舞台に帰ってきたのです。

 

妻と娘、2人の守るべき存在ができたことで、これだけ強くなれるなんて…

※奥さん側が再婚で、娘さんは連れ子のようです

 

「結婚したとたん成績爆上がりとか、嫁めっちゃ天才で草」

と思ったのは、きっと僕だけじゃないはず(笑)

 

第37回大会も3rdステージ進出→ファイナルまであと一歩のところで...

2019年、第37回大会。

今大会は悪天候の影響により、1stステージで有力選手のリタイアが続出しました。

 

しかしそんな状況でも、漆原選手はきっちりと1stステージをクリア

続く2ndステージも突破し、2大会連続で3rdステージへ駒を進めます。

 

3rdステージも順当にエリアを攻略していき、迎えたバーティカルリミット。

前回力尽きた鬼門エリアですが、今回はついに突破

 

いよいよ最終エリア・パイプスライダー。

「漆原ついにファイナルいくぞ…!」

会場の関係者たち、全国の視聴者、誰もがきっとそう思ったことでしょう。

 

ところが、まさかの事態が起きます。

バーにぶら下がり進み始めた直後、バーがレールから脱線し落水。

 

↓こんな感じ

 

あまりの急展開に、本人も落ちた直後に「なんで!?」と叫んだほど。

ファイナルステージがすぐ目の前まで見えていただけに、くやしい結果に終わってしまいました。

 

第38回・39回大会はともに3rdステージに進出できず

2018年、第38回大会。

年々パフォーマンスが上がっている漆原選手は、今大会も1stステージを余裕でクリア。

 

しかし続く2ndステージ、第一エリアに新設されたローリングログが猛威をふるいます。

※ローリングログの新設自体は第37回大会だが、雨の影響で稼働が中止となった

 

多くの挑戦者がローリングログで目が回ってしまい、その後のエリアをまともに進むことができません。

有力選手が続々と散っていく、波乱のステージとなってしまったのです。

 

そして漆原選手もローリングログ後はタイムロスが多くなり、各エリアに手間取ってしまいます。

それでも後半挽回はしたものの、ウオールリフティング3枚目の壁を上げたところでタイムアップ

 

ところが競技後のインタビューでは、「そんなに疲れていない」と言うのです。

どうやら慎重になりすぎて時間がなくなっただけで、体力的には問題がなかったよう。

 

3rdステージまであと一歩だっただけに、やや悔やまれる結果となってしまいました。

 

翌2019年、第39回大会は雨が降る最悪のコンディションで1stステージに挑戦。

ラストのそり立つ壁で、ツルッツルにすべってしまいリタイア。

 

これに関しては漆原選手はまったく悪くなく、完全に雨のせい。

テレビで観ていて、正直ムカつきましたよ。

 

選手たちは1年間必死にトレーニングして、大会に臨んでいるんですよ!?

その結果、こんなクソみたいな環境で挑戦させられて、本当にかわいそうです。

 

この無念、2022年にぜひ晴らしていただきたいです!

 

漆原裕治のSASUKE2022結果はいかに!?

『漆原裕治Channel』より)

 

44歳になって迎えるSASUKE2022。

普通の中年であれば、もうとっくに体が動かなくなる年齢ですが…

 

漆原選手曰く、今が全盛期なのだそう。

ここ3大会連続で実力を完全に出し切れずに終わっているので、今度こそ悔いなく終わってほしいですね。

 

上の動画(本番前の調整トレーニング)を見る限り、コンディションはまったく問題なさそう。

あとは精神面かと思うので、家族・仲間の応援を背に、3rdステージ、いやファイナルステージまで進んでくれることを願っています!

 

まとめ

今回は、SASUKEで2度完全制覇を成し遂げた「漆原裕治」選手について紹介しました。

漆原選手は、2022年12月27日(火)放送の「SASUKE2022」に出場。(ゼッケン3999)

 

ここ3大会は実力を完全には出し切れておらず、悔しい結果に終わっている漆原選手。

今大会は実力をいかんなく発揮し、久々のファイナルステージ進出なるか!?

 

なお番組には、漆原選手以外にも見どころのある選手が多数出場。

ぜひ一緒にSASUKE2022を楽しみましょう!

 

以上!

 

(追記)SASUKE2022結果速報

前回大会は雨の影響で1stステージリタイアを喫した漆原裕治。

SASUKE2022では実力を存分に発揮し、3rdステージまで進出。

 

残念ながらバーティカルリミットでリタイアとなりましたが、44歳とは思えない大健闘の大会となりました。

結果の詳細は以下のとおりです。

 

1stステージは抜群の安定感で突破

1stステージはもはや書くことがありません。

危ないポイントが一つもない、抜群の安定感で1stステージを突破

 

それでも前回大会はリタイアしているためか、娘さんは号泣。

テレビで観ているこっちもウルっとしましたよ。

 

2ndステージは制限時間ギリギリのクリア

前回大会よりも制限時間が5秒短縮された2ndステージ。

漆原選手も時間との闘いを余儀なくされます。

 

それでも、毎日の厳しいトレーニングの成果を発揮。

ギリギリ0.4秒残しで、2ndステージも見事にクリア。

 

さらに今大会44歳で突破したため、史上最年長タイ2ndステージクリアというオマケつき。

※同い年の鈴木祐輔も今大会2ndステージを突破

 

3rdステージはバーティカルリミットで力尽きる

3大会ぶりの挑戦となった3rdステージ。

漆原選手の勢いは止まりません。

 

初挑戦のスイングエッジも難なく攻略

迎えた最難関エリア・クリフディメンション。

 

多くの猛者を飲み込んできた関門を、初挑戦にして見事に突破!

※厳密には初挑戦ではないが、稼働している状態では初めて

 

クリフで腕力をほとんど使い果たした漆原選手。

残念ながら、続くバーティカルリミットで力尽きリタイア。

 

それでも44歳という年齢にもかかわらず、すばらしい成績を残した漆原選手。

次回は「史上最年長3rdステージクリア」に期待しています!

 

-SASUKE